戻り梅雨
台風4号が去って以降、湿度も気温も高い日々が続いています。
まるで梅雨に戻ったような天気になっています。
天気予報でも「戻り梅雨」という表現をされていますね。
今シーズンは早い時期から太平洋高気圧が勢力を広げ、九州から東北南部にかけて記録的に早い梅雨明けとなりました。
引用元:日本気象協会 石榑亜紀子 2022年07月10日 週間天気「戻り梅雨」局地的大雨やゲリラ豪雨に注意 不快な暑さ続く 熱中症に警戒
ただ、この先しばらくは、安定した夏空は期待できそうにありません。
梅雨が明けたあとに、再び梅雨のような天気が戻ることを「戻り梅雨」と言いますが、まさにそのような状態になりそうです。
去年の7月もクレソンは調子が悪くなっていましたが、
今年も調子が悪くなっている模様。
やっぱり高温多湿が原因かな(。-`ω-)
オレガノ
ハーブの圃場が苦戦中です。
想定以上に雨水が貯まる畑のようで、大雨後は畑の状態がよくありません。
そんな中でもオレガノは元気に生育中です。
あまりハーブとしてつかったことのない「オレガノ」について、調べてみました。
●オレガノ (英名)common majoram
●科名:シソ科
●その他の呼び名:ハナハッカ、ワイルドマジョラム
●原産地:地中海沿岸。ヨーロッパから中央アジアまで広く分布している。
●品質・収量を左右する要因:
排水の良い、乾燥した条件で栽培する。
根は地下茎が遁走して根が繁茂しやすいので根詰まりを起こさないようにする。
オレガノは丈夫で育てやすいが、多湿には弱い。
梅雨時期から夏にかけては茎葉が密生してきたら刈り込んだり間引いたりして風通しをよくする。
排水の悪い場所は高いうねにする。
●圃場
排水の良い砂質壌土が適している。日当たりの良い圃場を選ぶ。
酸性土壌を嫌う。やせた土地でもよく生育する。
水持ちの良い畑でも元気に育っているので、水分が多い方が好きかと思いきや、
排水の良い土壌が適しているということにビックリΣ(・ω・ノ)ノ!
料理でのオレガノの使い方
ではでは、オレガノはどうやって料理に使うとよいのか?
オレガノは、ズバリ肉料理に向くハーブです。
オレガノの風味が生かせる料理は以下の通りです。
オレガノ – トマト料理、牛肉料理、ジビエ、子牛肉料理、スパゲティ各種、貝料理、スープ(豆、ミネストローネ、トマト)豆料理、ナス料理、キノコ料理。
Oregano—Tomato dishes, beef, game meats, veal, spaghetti, clams, soups (bean, minestrone, and tomato), beans,
引用元:University of Florida Emily Minton and Martha Maddox Cooking with Fresh Herbs
eggplant, and mushrooms
オレガノを使った料理を調べてみました。
こんな使い方は如何でしょう?
料理名 | 豚肉のハーブフライ |
材料 (4人分) | 豚肉角切り・・・160g (A)————- 赤ワイン・・・・小さじ1 塩・こしょう・・少々 バジル・・・・・少々 オレガノ・・・・少々 —————– 卵・・・・・・・1/2個 小麦粉・・・・・大さじ1 パン粉・・・・・大さじ2 揚げ油・・・・・適量 |
作り方 | ① 豚肉に(A)の調味料で下味をつけておく。 ② ①の豚肉に、小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけ、170℃に熱した揚 げ油で揚げる。 |
まとめ
以上、今日のブログではオレガノについて調べてみました。
オレガノについて調べると、トマトとの相性が特に取り上げられますが、
牛肉、スパゲティ、貝料理にミネストローネや豆・トマトスープ。
さらに野菜ではトマトにナスにキノコ料理と、
使える幅の広いハーブです。
とても丈夫なハーブなのでキッチンハーブとしても如何でしょうか?