七花ファームダイアリー

~食で健康を 心に栄養を~

「雑記」の記事一覧

春を告げるクレソンのおかゆで胃腸を労わってみては

春のような日差しが続き、クレソン畑もその恩恵を受けてすくすく育っています。12月に比べて味もやわらかく、春を告げる野菜らしい優しい風味が増してきました。この季節の変化は、自然の営みの豊かさを感じさせてくれます。 一方で、1月の暴飲暴食がたたり腸炎に苦しむ羽目に。おせちや焼き芋の誘惑に負けた結果、腸が風邪をひいてしまったようです。腸に優しい食事を求め、目に留まったのはクレソン入りのおかゆ。シラスや卵を加えたレシピに心惹かれるものの、食べすぎは禁物。クレソンのおかゆで、春の味わいと体の癒しを両立させる食事を楽しんでみるつもりです。

クレソンが育ち始めた

春の訪れを予感させる穏やかな気候に包まれた今週、日中の暖かさは13℃や14℃にも上がり、大寒とは思えぬ陽気。でも朝はまだ肌寒く、こたつが手放せません。猫たちもこたつから出たがらず、そんな姿にほっこりする毎日です。寒暖差に気をつけて、体調管理が必要ですね。 その陽気に誘われてか、クレソンが急成長しています。これまでは寒さに耐え、横に広がるばかりだったけれど、今は水中から空へと茎を伸ばし、しっかりとした立派な姿に。夕食のサラダに登場するクレソンは、新鮮で香り高く、オリーブオイルやチーズドレッシングとの相性も抜群。お気に入りの組み合わせを探す日々もまた楽しいものです。

クレソン畑から見えた自然のリズム

寒さが少し緩んだ今朝、クレソン畑に立つと、霜も降りていない穏やかな風景が広がっていました。二十四節気の「大寒」を迎えるこの時期、通常ならば暦の上では春ですが…という挨拶を交わす頃ですが、寒さの底は過ぎたよう。大学入試や気温の変化が話題ですが、自然の営みにはいつも新たな発見があります。 冬至を越え、昼が長くなるにつれてクレソンの成長が加速しているように見えます。特に水中で太く育つ茎に、春化現象というアブラナ科特有の生命の知恵を感じました。この自然のリズムを理解し、課題に向き合うことが、農業の喜びでもあります。

冬の朝に感じた小さな春

冬の朝は澄んだ空気が心を静めてくれるものです。1年前から続けているプログラミング学習も、ホームページ制作に挑戦しながら新たな壁に直面中。「404 Not Found」の表示に手を止められつつも、学ぶ喜びが次の一歩を支えてくれています。 畑に向かうと、凍った水面が朝陽を反射して輝いていました。冷え込む中、アカガエルのタマゴを見つけ、クレソンの成長を目にするたび、小さな春を感じる日々。鳥たちが訪れる変化にも負けず、自然のリズムは確かに刻まれています。 季節と共に育つクレソンは、冬の厳しさの中でも希望を教えてくれる存在。プログラミングも畑仕事も、小さな成長の積み重ねが未来を作るんだなと、今日も実感しました。

マメマメしい一年に!元旦からの気づき

新年最初のブログということで、冷え込んだ年末年始を振り返りながら、今年の抱負を書き始めました。こたつのぬくもりに包まれながら過ごしたお正月は、風邪ひとつ引かず平穏無事で、まぁ悪くないスタートだったと思います。 さて、「一年の計は元旦にあり」と言いますから、今年は行き当たりばったりをやめ、考えて動くことを目標に掲げました。ある本の中で心惹かれた格言――塔を建てるにはまず座って費用を計算しろという言葉――が胸に刺さったのです。一度心を落ち着けてから動く、この知恵を胸に刻みたいものです。 最後に、元旦のおせちがとにかく美味でした。黒豆を食べて「マメマメしく」動く一年にできればと思っています。寒さ厳しい季節が続きますが、読者の皆さんもどうぞご自愛ください。今年もよろしくお願いします!

冬の久住と、もちの話

久住のクレソン畑に久しぶりに行った朝は、なんともキリリと冷え込む空気に包まれていた。標高の高さゆえか、早朝はマイナス2℃、日中でも0℃。クレソンたちは寒さに耐え、枯れることなく春への希望を抱えているように見えた。「来年も頑張ろう」と声をかけ、熊本へ戻った。 そして今日、心を温めるもう一つの話題、もちつきが登場する。火加減を見ながら作ったおもちがこれまた絶品で、もち米の甘みがしっかり引き出された。その流れで、最近気になっている「バターもち」について調べてみたところ、秋田の郷土料理らしい。フライパンでバターとしょうゆの香りをまとわせたもちは、一口食べれば虜になるとか。硬くなったおもちも、こうやって再生させればまた新たな味わいが広がるのだ。 寒い季節にはおもちの温かさが心にしみる。この冬、雑煮や焼きもちに飽きたら「バターもち」、挑戦してみるのも悪くないかもしれない。

「初氷が告げる冬本番、クレソンの生命力に迫る」

今朝、熊本市では今季初の氷が観測され、一面霜で覆われた冬景色が広がりました。空気は肌を刺すような冷たさで、まさに「冬本番」を感じさせる朝でした。ニュースによれば、熊本県内の全観測地点で真冬並みの冷え込みが記録されたとのことです。 そんな中、七花ファームでは霜が降りる畑の中でもクレソンがたくましく育っています。水面にはところどころ氷が張っていますが、クレソンはその下で白い根っこを水中に漂わせ、冷たい水から栄養を吸収しながら成長を続けています。他の野菜なら影響を受ける厳しい環境下でも、クレソンたちは10週間を経て横に広がり、冬の寒さに適応しています。 この季節、クレソンの白い根が水中に広がる様子は、自然の力強さと生命力を感じさせてくれます。寒さ厳しい熊本の冬の中で、クレソンのたくましさは七花ファームの冬の風物詩となっています。

カモと戦う農家たち

ある日の散髪帰り、そうめん談義が弾んだ。思い出すのは冬にそうめんを食べて風邪をひきかけた経験だ。そうめんは夏にこそふさわしい、そんな学びがよみがえる。科学的にもそうめんは体を冷やす食材で、暑い日にぴったりだそうだ。 一方、忘年会では「カモ被害」の話題が盛り上がった。クレソンだけでなくブロッコリーや麦、さらにはレンコンまで、カモたちの食害が全国で深刻化している。ひと晩で広大な畑が食べ尽くされることもあるという。農家はロケット花火や防鳥ネットなどで対応するが、被害は後を絶たない。 美味しいものが被害を招くのは皮肉な話だが、カモさえ引き寄せる美味しいクレソンを作る努力を続けたい。「カモじゃなくて、あなたに届け!」その情熱で作物を守り続ける農家の姿が浮かぶ。

長崎で得た刺激と、クレソン成長の秘密

ある週は何事もなく過ぎ去りますが、この週は特別でした。長崎への旅は、忘れられない余韻を残してくれたのです。若い農家たちの情熱的な発表に心を打たれ、新たな出会いが未来の可能性を開いてくれました。そして、新幹線に乗る偶然の機会が胸の高鳴りを一層引き立てたのです。 帰ってきた私は、ふと成道寺川を眺めていました。この川は冬でも温かく、クレソンにとってはまさに天国です。冷たい空気が流れ始めた頃から、緑の葉は勢いを増し、水中で揺れる根っこは生命の躍動を語りかけてきます。その光景は、日々の中で見るささやかな奇跡の一つです。 さらにクレソンについて調べてみると、光、水、土、温度、流れ…彼らが必要とする条件は驚くほど多様だと再認識しました。長崎での刺激とクレソンの成長への気づきは、私の中に新たな挑戦への活力を宿してくれました。

クレソン畑 vs. カモ軍団 – 私たちの挑戦

カモたちがまた現れました。最近は被害もなく、どこか別の場所に移動したのかなと思っていた矢先、再び新芽を食べられてしまいました。せっかく元気に育ち始めたクレソンがまた被害に遭うなんて、本当にがっかりです。クレソンを育てることは、収穫する以上に、こうした自然との攻防戦がつきものなんですね。 カモの被害はクレソン農家だけの問題ではありません。熊本市では、天明地区のレンコンや海苔農家も同じような悩みを抱えています。共通しているのは、水を貯めた環境が必要な作物を育てていること。カモたちにとって、その環境は絶好の休憩スポットであり、同時にビュッフェ会場でもあるのです。調べてみると、カモが好む池の条件がいくつか挙げられていましたが、私たちのクレソン畑はまさにその条件を満たしている場所でした。だからこそ、被害も避けられないわけです。 そこで挑戦しているのが「くぐれんてぐすちゃん」というテグスを使った対策です。本来はカラス対策用の方法ですが、熊本市の鳥獣対策室のアドバイスを受けて、クレソン畑にも応用しています。ただ、水田のような環境では設置が難しく、思った以上に手間がかかりました。それでも、美味しいクレソンをあなたの食卓に届けるため、カモたちとの戦いは続きます。この戦い、負けるわけにはいきません!