クレソンでパスタ(*^▽^*)
最近パスタ作りにハマっています。
手の込んだパスタではなく、
コンソメで味をつけてクレソンとベーコンなどを入れるだけの簡単パスタですが、
クレソンを楽しめておすすめですよ(*^▽^*
9月のクレソン畑
9月もクレソン収穫しています。
今回も、9月のクレソン畑を定点観測してみました。
9月は涼しくなって、
どんどんクレソンが大きくなる!と思っていましたが、
想定よりも残暑が厳しかったこと、
2度の台風が襲来して、風の影響を受けたこと、
の2点の理由で思ったほどの成長とはいきませんでした。。。
とはいえ、少しずつ秋になり
クレソンも形もサイズも良いものがそろってきています。
写真で9月のクレソン畑を振り返ってみても、
9月上旬の頃からクレソンの高さは変わりませんが、
立ち上がっているクレソンの株が大きくなってきていることが見て取れます。
クレソンと温度の関係
9月中旬の残暑は厳しく、
最高気温が35℃を越える日もあり、
クレソンもよわってしまいました。
と、いうことで今日のブログではクレソンと温度の関係についておさらいしてみようと思います。
手元のクレソンの専門書からクレソンと温度について関係している部分を引用します。
●種子の発芽適温は23~30℃で、小田ら(1980)によれば、第一表に示すように20℃以下でも発芽がやや遅れるものの100%ちかい発芽率を示すのに対して、35℃ではほとんど発芽が認められない。これらのことから、我が国の多くの地方では4~5月に播種が可能である。
●耐寒性が強いので、極寒地を除き冬に地上が枯れることはないが、生育はほとんど止まり節間もつまって伸びなくなる。また低温によって茎葉は赤紫色となり枯葉も増える。
●暖地で夏季に高温になるところでは、寒冷紗により高温・強光を避けることにより、気温や水温を下げて生育を助け、品質を向上させることができる。
●栽培適地の第一の条件としては、水かけ栽培をするために大量にきれいな流水がなくてはならないことである。水温は14~15℃が理想的とされ、20℃以上では生育が劣り、また8℃以下では伸長が止まって品質が低下するといわれている(佐藤、1980)。一方、水質的にはアルカリ性で石灰分に富むものがよいとされ、第2表に示すようにカルシウムの施用がクレソンの生育に効果を示す(小田ら、1980)。
引用元:農業技術大系』野菜編 クレソン 著山岸博 83頁
冬の霜にも簡単に負けないクレソンですが、
耐寒性が強い植物のためか夏は苦手ですね。
気温・水温どちらも高くなるとどうしても弱ってしまう。
そのことを再認識した今年の7月・8月・9月でした。
クレソンの生産でつまずくのは春の花芽の時期だけではなく、
夏の気温も壁となっています。
まとめ
秋分の時期となり、クレソンもイイ感じです。
七花ファームのクレソン、いかがでしょうか(^_-)-☆