作業記録の活用を目指して

寒波襲来とクレソンの色

寒波襲来で凍える日々が続いています。

クレソンも冷気にあたって葉っぱが少し赤くなっていたりします。

温度が低すぎるとクレソンはアントシアニンをだして寒さへの対策をします。

食べれなくなったりするわけではないのでご安心を。

以前書いたブログ「紅葉の仕組みとクレソンのアントシアニン」でもとりあげましたが、

クレソンがアントシアニンを出すメカニズムについて引用します。

寒さにあたってクレソン自身が天然の色素「アントシアン」を分泌したことによるもので、寒冷期の特に寒さにあたりやすい露地栽培のクレソンによく見られる現象です。

傷みではなく野菜本来の生理現象。冬のクレソンならではの色になり、弊社では通常品として出荷させていただいております。引用元:株式会社まつの クレソンの葉が黒い

引用元:株式会社まつの クレソンの葉が黒い

立春も過ぎましたので、もうひと我慢で春がやってきます。

この寒さで体調をくずさないように気をつけねば!

作業記録の活用を目指して

寒いので、クレソンの出荷準備意外にも確定申告の準備など事務作業を進めています。

作業記録をうまく活用したいなー!

と今年の目標の一つにしています。

今日は少し挑戦してみました。

生成AIと相談しながらやっています。

まずはどうやって入力するか。

箇条書きでその日やったことを書き出すようにして、

データとして取り込むようにしてみてはどうだろうと思いました。

こちらが入力例です。

日付,作業時間,作業内容,予定,実績
2025/02/06,9:00-10:00,収穫,収穫 1時間,収穫 1.5時間
2025/02/06,10:00-11:00,選別,選別 1時間,選別 1時間
2025/02/06,11:00-12:00,梱包,梱包 1時間,梱包 0.5時間
2025/02/06,13:00-14:00,出荷,出荷 1時間,出荷 1時間
2025/02/06,14:00-15:00,事務作業,事務作業 1時間,事務作業 1.5時間
2025/02/07,9:00-10:00,水やり,水やり 1時間,水やり 1時間
2025/02/07,10:00-11:00,草取り,草取り 1時間,草取り 1.5時間
2025/02/07,11:00-12:00,肥料やり,肥料やり 1時間,肥料やり 1時間
2025/02/07,13:00-14:00,農機具メンテナンス,農機具メンテナンス 1時間,農機具メンテナンス 0.5時間
2025/02/07,14:00-15:00,ブログ執筆,ブログ執筆 1時間,ブログ執筆 2時間

データ活用と視える化

ここからデータの活用と視える化です。

まずは一日の流れを視える化したいので、

一日の作業内容と作業時間を抜き出してみました。

python の pandas ライブラリを使ってデータ操作です。

index作業内容作業時間割合angle
0収穫1.00.068965517241379310.43332312463307493
1販売0.50.0344827586206896550.21666156231653746
2調整2.00.137931034482758620.8666462492661499
3昼食1.00.068965517241379310.43332312463307493
4事務作業3.50.24137931034482761.5166309362157622
5作業3.00.206896551724137931.2999693738992246
6昼食1.00.068965517241379310.43332312463307493
7作業2.50.17241379310344831.0833078115826873

その後 Altair というライブラリを使って円グラフにしてみました。

グラフ化できたけど、比較対象もないので視える化としてはまだまだですね。

作業記録をデータとして取り込んで操作できたので、

一歩データ活用について進んだと思って今日のところはここまでとします。

まとめ(生成AIによる)

厳しい寒さが身に染みる今日この頃、クレソンの葉も心なしか赤みを帯びている。寒さに耐えるため、クレソンはアントシアニンという天然色素を分泌するのだとか。寒さ対策とはいえ、食べても害はないからご安心を。

さて、寒さに震えながらも、農家は春に向けて動き出す。確定申告の準備に追われながら、今年の目標である「作業記録の活用」に挑戦してみることに。

まずは、日々の作業をデータとして記録する方法を模索。生成AIと相談しながら、CSV形式でのデータ入力を試みる。そして、PythonとAltairを使って、作業内容と作業時間を円グラフ化。ようやくデータ活用の一歩を踏み出したものの、視覚化としてはまだまだ改善の余地あり。それでも、めげずにデータ活用への道を歩み続けることを誓うのであった