冬の久住と、もちの話

冬の久住

今年の最後に久住のクレソン畑に、一ヶ月ぶりに行ってきました。

まだ少しカモの被害を受けていたり、

寒さに負けずに芽が出ていたりしました。

さすがに標高が高いだけあって、

その日の気温は早朝はマイナス2℃。日中でも0℃という気候でした。

クレソンは育っていませんでしたが、

寒さに負けて死んでしまうということもありませんでした。

来年頑張ろうね、とクレソンに語り掛けて熊本に帰った次第です。

今日はもちつき

閑話休題、今日はもちつきをしました。

美味しいおもちを作る方法はいろいろあると思いますが、

今日のおもちが美味しくできたのは、

もち米を蒸すかまどの火力が強かったからかな!

と、火の番の役をしていた僕の、手前味噌な感想でした。

おもちは好きです。

特にここ数年もち好きに拍車がかかっているように感じます。

そんなおもちですが、とても気になるおもちがあります。

それは”バター餅”!

名前の響きからしておいしそうじゃありませんか!

秋田の方の郷土料理だそうです。引用します。

バター餅は市内の一部の家庭で古くからつくられていた。ふかしたもち米にバター、砂糖、卵黄などを加える。民放のテレビ番組で紹介されると一気に注目を集めた。

引用元:朝日新聞 2013年01月11日 北秋田のバター餅人気 業者ら意気込み「全国PR好機」 /秋田県

あん餅、白餅、納豆餅、雑煮etc.…

気温が下がるとおもちが美味しく感じるのはなぜでしょうか。

コチラのバターもちは試せそう

おもちをつく時にバターを入れるのはなかなかムズカシイのですが、

こちらの”バターもち”は気楽にためせそうだなーと思いました。

少し古い新聞からですが、引用します。

「鏡開き」の一月十一日に、そのおもちと冷ご飯を蒸して作る「温かいおはぎ」をこの欄で紹介しましたが、「かたくなったおもちを使うおやつ」は、実にたくさんあるのですね。各地の方から、いろんな作り方が寄せられています。試作してみると、それぞれにおいしくて、かたくなったおもちがなければ、新しくおもちを買ってでも作りたいくらいです。
バターもち
バターをたっぷり使った焼いた柔らかいおもちに、しょうゆの香り。おとなは、これにネギの細切り、アサツキの小口切りなどをからませて食べてみてください。なかなかのおいしさと思うのですが。横浜市のTさんが、「札幌のハイカラ好みだった祖母から教えてもらったその作り方は―、かたくなったおもちを水につけて「水もち」にしておいて、これを細かく砕く。フライパンにバターを切りもち一枚分に大さじ一弱ぐらいの割で入れ、溶けきらないうちに、もちを散らし入れて、気長にいためる。やがて、ひと塊なり、ふわっとふくらんだら、しょうゆを一筋回しかけ、火を止める。皿にとってひと口大に箸でちぎり食べる。試しに、新しい切りもち一枚を、切らずにバターで焼いてみましたが、どうも味が違う。そこで一切れを六つほどに切ってからいためると、もちの中までバターが馴染んで、はるかに美味しいことがわかりました。

引用元:朝日新聞 1984年(昭和59年)02月02日 続・硬くなったもち利用_おばあちゃんのおやつ

水につけて、

小さく切って、

切りもち一枚につきバター大さじ一くらい、

じっくりフライパンで焼くと良いんですね。

了解しました。

雑煮と焼きもちに飽きたらチャレンジしてみようと思います。

まとめ(生成AIによる)

久住のクレソン畑に久しぶりに行った朝は、なんともキリリと冷え込む空気に包まれていた。標高の高さゆえか、早朝はマイナス2℃、日中でも0℃。クレソンたちは寒さに耐え、枯れることなく春への希望を抱えているように見えた。「来年も頑張ろう」と声をかけ、熊本へ戻った。

そして今日、心を温めるもう一つの話題、もちつきが登場する。火加減を見ながら作ったおもちがこれまた絶品で、もち米の甘みがしっかり引き出された。その流れで、最近気になっている「バターもち」について調べてみたところ、秋田の郷土料理らしい。フライパンでバターとしょうゆの香りをまとわせたもちは、一口食べれば虜になるとか。硬くなったおもちも、こうやって再生させればまた新たな味わいが広がるのだ。

寒い季節にはおもちの温かさが心にしみる。この冬、雑煮や焼きもちに飽きたら「バターもち」、挑戦してみるのも悪くないかもしれない。