おたまじゃくしも活発に
さくらも徐々に葉桜になってきました。
春もどんどん進んでいきますね。
クレソン畑のアカガエルの卵も孵化して、
最近は活発に泳ぎ回っています。
大きいおたまじゃくしから小さなおたまじゃくしまで、
今年はたくさんいます。
ねぎの花も咲き始めました
春がすすんで、
ねぎの花も咲いてきました。
意外とねぎぼうずはかわいらしい花ですが、
花が咲くとねぎとしては食べられなくなるので、
育てている僕としては少し複雑な気持ちとなっています。。。
ねぎぼうずの成長過程
栄養成長から生殖成長へ。
つまりねぎが自分の体を成長させるステージから
花を咲かせて種を作る生殖成長へとステージを変えるこの時期、
ねぎの栽培としてはむずかしい時期です。
ねぎぼうずがたつという状況を言葉で説明すると、以下のようになります。
一定の大きさに達するとネギは冬期間の低温に感応して花芽が誘導され、花房の分化、小花の分化、小花の発達、花茎の伸長(とう立ち)の順に成長する。そして、春(高温長日期)に抽苔・開花し、種子をつける。抽苔した茎はねぎぼうずを支持するため硬くなり、食用に向かない。
引用元:農文協 ネギの安定多収栽培
対策としては
①晩抽性の品種の種を使うこと
②脱春化という技術を使うこと
という方法があります。
僕たち七花ファームでは、メインの対策としては①晩抽性の品種と使う方をとっています。
まとめ
ねぎぼうずがたち始めてきたので、今日のブログはねぎの春どり栽培の反省会でした。
今日の内容をまとめると
●ネギは冬期間の低温に感応して花芽が誘導される。
●抽苔した茎はねぎぼうずを支持するため硬くなり、食用に向かない。
●花を包んでいた総包が破れ、たくさんの小さな花が現われます。これがいわゆる「ねぎ坊主」で、ひとつの花房は約250~400の花の集まりになっています。引用元はコチラ