クレソンに何が起こったのか?
ワシャワシャ!
クレソンが元気になってきました。
元気がよくなってきた!
ということは、元はクレソンの元気がなかったんじゃないか?
とおもいますよね。
そう、実は8月の半ばにもクレソンが一度調子を落としたことがあったのです。
8月に入ってから順調に成長を続けていたクレソンに何があったのか?
今日のブログでは、8月のクレソンを振り返ってみようと思います。
8月のクレソン畑 中旬のハードな環境を迎えて
クレソンに何が起こったのか?
写真で8月中旬のクレソン畑の様子を振り返ってみましょう。
8月19日の収穫中、クレソン畑に異変を感じました。
クレソンの先端がしおれてきている株が多数目につくようになりました。
それから数日、クレソン畑の色が徐々に茶色が目立つようになってきていました。
ここ最近は、気温が下がってきていて、
特に朝晩の気温が下がったおかげでクレソン畑の状況は改善方向に向かっています。
データで見るクレソン不調の原因
気温による影響なのか?
実際の気象データを見て確認してみようと思います。
こちらの表は熊本気象台で発表されている気象データから、
8月15日から8月20日のあいだの温度と湿度の状況をピックアップしました。
日付 | 平均温度(℃) | 最高温度(℃) | 最低温度(℃) | 平均湿度(%) | 最小湿度(%) |
8/15 | 28.3 | 33.4 | 26.6 | 81 | 61 |
8/16 | 29.4 | 33.3 | 26.5 | 78 | 62 |
8/17 | 27.2 | 30.4 | 25.0 | 86 | 72 |
8/18 | 26.4 | 28.8 | 24.0 | 87 | 73 |
8/19 | 29.0 | 34.1 | 25.6 | 79 | 57 |
8/20 | 29.6 | 33.5 | 27.0 | 81 | 65 |
今回のクレソンの不調の原因と感じているのは2点。
ひとつは「8月19日の最高気温34.1℃&8月20日の最低気温27℃」
という日中の気温が高く、夜も温度が下がらなかったこと。
もう一つは8月17日・8月18日の平均湿度が86%・87%という高温多湿が
クレソンに影響を与えたのではないか?という可能性。
正解はわかりませんが、
データからもクレソンにとってストレスの多い環境があったことがわかります。
暑さが香りを強くする。
クレソンは冬野菜だと思っています。
なぜなら、マイナス5℃の外気温にも負けず、
葉っぱが霜で凍り付いても負けない、
寒さに強い植物だからです。
8月に入って成長が進んできましたが、
どうしても夏の環境はクレソンにとってハードなストレス環境のようです。
とはいえ、
ストレスが多いと植物は風味が増します。
ピリッと辛い、存在感のあるクレソンができていますよー
各種ECサイトからも購入できるので、よろしくお願いいたします(^_-)-☆