「僕の友達になってよ!LINE公式の。」そんなラブコールの秘密を知りました。
しばらく前、ほんの半年くらい前でしょうか。LINE公式が流行って、行く店行く店で「うちのLINE公式を友達に登録してください!」ってありませんでした?自分が気に入ってるお店は大手でもローカルのお店でも登録して、いまだにたまにチラシの投稿がくると見ちゃうんですよ。特にお得情報やセール情報の時はきっちりチェックするんですよね。
マーケティング講座で学んだこと
さて、なんでLINE公式の話をしたのか、というと、先週もまたマーケティングについて学んできたのです。
参加したのは農テラス山下先生の農業マーケティング講座(関連情報はこちら)。なぜあんなに多くのお店が一斉にLINE公式を始めて、あんなにお得なサービスを付けて友達を募集していたのか。その理由がマーケティングを学んでわかりました。
ちなみに2020年の1月2月の頃はパン屋さんだとLINE公式に登録するとパン1個サービスとか、靴屋さんではLINE公式に登録で10%割引とか、これでもかとサービスを付けて友達募集してました。
各お店が自分のLINE公式の友達登録をあんなに頑張っていた理由。普段、なかなかおまけなんかないようなお店でも特典を付けて友達募集をしていた理由。それはLINE公式に登録してくれる人は「見込み客」になるからなんです。
見込み客とはなんぞや?
見込み客、説明しますね。むかーし昔、大学を出て新卒で入った会社。いや、会社員も少しだけ経験してたんですよΣ(゚Д゚)その会社はジャンルで言うと専門商社と言われるところで、先輩にこう教わりました。
先輩:「おい、古閑。展示会にたくさん人来ているけど、顧客と見込み客以外は全部タダの通りすがりの人だからな」
ワタシ:「顧客と見込み客ってなんですか、先輩?」
先輩:「顧客は買ってくれたことがある人、見込み客は買ってくれるかもしれない人だ。」
と教わったのを思いまします。アバウトな説明ですが、とにかく見込み客とっても大事!
SNSでの顧客導線
「顧客導線」ってgoogle検索で調べると、わりと店内のお客さんの動きがでてきます。しかーし、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)でも「顧客導線」という概念があるのです。
LINE公式及びメルマガに登録してくれる人は、リアル店舗にあてはめてみると「カゴを持って店内を歩いて商品を選んでいる」、それに近いような状況のお客さんなんですね。
そしてお客さんにお店に入ってもらうには、普段から自分の発信した情報に、お客さんの一日のなかの貴重な可処分時間から、時間をさいて目を通す時間を作ってもらえるようになることが大切なんです。
WITHコロナ時代の市場の状況
市場、market。もちろん僕にとっての市場とは青果物市場なんですけどね。昨今のコロナの影響は農業界にも及んでいます。市場の値段が例年とかけ離れて低い。月に何度か市場に持っていくんですが、例年なら小ねぎの値段の上がってくる時期になってもまったく反応ないんですね。こういう状況になっているのでマーケティングもしっかり押さえておかなきゃなと思っています。
ネットで見つけたマーケティング情報
というわけでマーケティングとは、をwebでチェックしてみると日経新聞の「学び×マーケティング」がヒットしました。無料会員登録が必要ですけど読み応えのある記事でした。新社会人向けの記事なのでマーケティングの説明と社会人としての心構えが半々くらいの比率だったように感じましたが、筆者の三浦さん(来歴とう紹介はコチラ)の実体験をもとにした説明で説得力がありました。特に第2回「マーケティングは「顧客になりきる」 調査の大原則」はなるほどな!と感じるところがあります。気になった部分を抜き出すと、
顧客視点を持つために具体的な調査・分析をしてしっかりとした仮説を持ち、それを具体的な施策につなげる必要があります。では、まず何をすればよいのでしょうか。
(中略)答えはシンプル。「まずは自分で触れてみる」ということです。
(中略)「感情で語れるくらい顧客になりきる」。これをまずは実践するだけで、皆さんの調査・分析と提案の質はグッと高まるはずです。そのうえで、顧客分析の具体的な手法やテクニックを学ぶとさらにレベルアップできます
マーケティングは「顧客になりきる」 調査の大原則
学び×マーケティング(2)サイバーエージェント三浦慶介さん 日経新聞
まとめ
マーケティング講座も残すところあと1回。第1回、第2回、第3回と回を重ねるごとにマーケティングの大事さもわかってくるし、コロナのこの状況で必要な知識・取り組むべき分野だと痛感しています。そして今回はLINE公式を中心にSNSと顧客導線を学んだ回でした。
- SNSの顧客導線とLINE公式の位置
- お客さんの持つ時間の中に可処分時間という概念があり、スマホでの情報チェックに使われることも多い
- 「顧客になりきる」
このあたりがポイントですね。
最後にお願です。
“SNSと顧客導線 マーケティングについて” への1件のフィードバック