お米の花を見たことありますか?
二十四節季「処暑」~暑さが和らぎ、穀物が実り始める~
8月23日から、暦の上では二十四節季の「処暑」に入りました。
処暑について調べてみると、
処暑(しょしょ)とは、厳しい暑さの峠を越した頃です。朝夕には涼しい風が吹き、心地よい虫の声が聞こえてきます。暑さが和らぎ、穀物が実り始めますが、同時に台風の季節の到来でもあります。
引用元:暦生活
とあります。
実際に、今日は先週までの猛暑も幾分かゆるんでいましたね。
そして、穀物が実り始めるとありますが、今日はそんな発見がありました٩( ”ω” )و
お米の花
畑と田んぼの見回りをしていると、季節の変化を感じました。
ひとつはヒガンバナが咲いていました。
もうひとつは、お米の花が咲いているのを発見したのです!
お米の開花について
お米の花についてご存知でしょうか。
僕も詳しくないので少し調べてみました。
お米の花は、
稲は晴れた日の午前中に清楚な花を咲かせます。ただし、花びらはありません。
まだ緑色の籾のカバーが開き、雄しべが伸びてきます。雄しべの花粉が風に運ばれて、雌しべに受粉し、その後、緑色の籾のカバーが閉じます。
1本の穂には、100個くらいの花が付いていて、穂先から順番に咲きます。開花時間は約2時間で、全部が咲き終わるまでに1週間くらいかかります。少しずつずれて花を咲かせるのは、子孫を確実に残すための仕組みです。
開花の適温は約30℃で、開花期に低温になると花粉の受精能力が落ちて不稔籾が多くなります。
引用元:出穂(しゅっすい)と開花 kubota クボタのたんぼ
またその他にも、
お米の花が咲くのには光と温度条件(じょうけん)が必要で9時半くらいからお昼くらいまでの2時間くらいで咲いて閉じてしまいます。
品種によって違(ちが)いますが、稲の花はだいたい8月上旬から北海道で咲きはじめ、九州で咲くのがお盆(ぼん)のあとくらいになります。
引用元:お米の花の変化についておしえてください。 農林水産省 消費者の部屋 こどもそうだん お米のつくりかた
まとめ
去年はお米の花が咲く時期の1週間に雨が降り続いて、
結局収穫量が減ったようでした。
今年は花が咲くのに合わせて酷暑もいくぶんか和らいだので実りが多いといいですね。
今週は台風が近づいてきています。
夏目漱石の「二百十日」という小説でも有名な台風の多い時期も迫っていますし、
台風の被害が少ないといいですね。