やつらが蠢きはじめました…
6月に入ってジャンボタニシが蠢きはじめました。
水温が上がってきたのか、
はたまた気温が高いからか、
例年6月のジャンボタニシは活動も産卵も活発になるようです。
6月はジャンボタニシ対策月間ですね
どうも6月はジャンボタニシが活発に動きだすのは全国的なようです。
調べてみると、6月にジャンボタニシの駆除活動をしているところが多くあるようです。
ここ熊本でも6月に駆除活動をしている記事をみつけました。
引用します。
ジャンボタニシ駆除・JA熊本市女性部川尻支部
熊本市内では5月中旬から6月中旬にかけて田植えをする。田植え後にジャンボタニシが卵を産み付ける為、駆除に効果的な6月に実施している。
支部員13人が、田んぼの四隅に生息していたジャンボタニシをくわでかき集め、貝は殺処分し、卵塊はつぶして駆除した。卵には毒があり、貝には寄生虫がいる可能性があるため、素手で触らないよう注意しながら作業に取り組みました。
引用元:JA熊本市 「ジャンボタニシ駆除・JA熊本市女性部川尻支部」
農薬だけではジャンボタニシを抑えられませんね。
卵を水中に落としたり、貝を捕まえて殺処分するのは手間ですが、
どうしても必要な作業になります。
ジャンボタニシの天敵は…
去年もジャンボタニシ対策をブログにまとめていました。
一番楽なのは、何かジャンボタニシを食べてくれる生き物がクレソン畑にいることです。
農研センターのジャンボタニシ対策から、ジャンボタニシの天敵の部分をまとめてみました。
引用します。
●日本の河川や池などに生息する多くの動物が、スクミリンゴガイを捕食することが分かりました(図:河川、池等での対策の天敵表)。多くの魚やゲンゴロウ・ヤゴ・カニ・エビなどが小さな貝を食べ、モクズガニ・コイ・カメ類・アイガモ・ドブネズミなどは、殻高20mmを越える貝も食べます。
●水流が速くなるとスクミリンゴガイは生息できません(50 cm / sec以上では流されてしまう)。よどみをなくし、水流を速くすることが可能なら、貝密度を低レベルに保つことができます。
●合鴨や鯉を放した水田では、貝密度が著しく低減します。翌年、水路からの貝の侵入がなければ田植え時に貝を防除する必要がありません。東南アジアでは収穫後アヒルを圃場に放して貝を防除しています。
引用元:九州沖縄農業研究センター「スクミリンゴガイ」
去年の秋ぐらいモズクガニをクレソン畑でみたのは、ジャンボタニシを食べていてくれたのでしょうか?
サワガニやヤゴはクレソン畑でおなじみのメンバーとなっています。
それから最近カモが泳いでいるのでクレソンではなく、ジャンボタニシを食べててくれると嬉しいなーと思っているヒロアキでした。
まとめ
クレソン畑の栽培で大事な水の流れをつくることがジャンボタニシ対策になるのは、なんとなく体感しています。
流れが滞ると水温が上がって、ジャンボタニシがたくさんうろついているんですよね。
コツコツ手でジャンボタニシを捕まえることと、流れを良くすることを中心に、
天敵となる生き物に頑張ってもらいたいなーと思います。
今年もジャンボタニシに負けないぞー٩( ”ω” )