夏の必需品 ~蚊取り線香~

おはようございます

今日の熊本市は曇り空です

天気図を見ていると前線は離れた場所にありますが

予想降水量を見ていると今日の午後、日本海側を中心に激しい雨が降るようです

梅雨が明けるまで、しっかり天気予報を把握していきたいと思います

7月12日(水)12時~15時の予想降水量

きょう12日(水)は、日本海側では発達した雨雲や雷雲がかかりやすく、局地的に激しい雨が降って大雨となる所があるでしょう。太平洋側も急な激しい雨や落雷、突風などに注意が必要です。

引用:図、文章 日本気象協会より

熊本も降水量が多いようで心配です

最近、各地で大雨情報を耳にすることが多いので土砂崩れなど二次災害が起きないことを願うばかりです

私たちの仕事場は山の上なので、注意していきます‼

あなたもお気を付けください(*^-^*)

今日はこのお話です

夏の必需品 ~蚊取り線香~

この季節になると毎年登場する「蚊取り線香」

自然の中で仕事をしている私たちにとって必需品です‼

先日、ひろあきさんと蚊取り線香の由来について話していました

出発点は社名になった除虫菊のタネ。初代蚊取り線香はスティック状だった

1885年、上山英一郎氏は米国植物会社社長のH.E.アモア氏と出会い、当時まだ日本になかった除虫菊の種子を手に入れた。それが物語の始まりである。ユーゴスラビア(現・セルビア共和国)原産のその植物の花に殺虫効果があることは、西欧では古くから知られていた。
「野原で摘んできた除虫菊を部屋に飾ったところ、枯れた花の周りでたくさんの虫が死んでいたことから、この花の殺虫効果を研究するようになったそうです。そこで英一郎は早速、栽培を開始したんです」上山英一郎氏の子孫で、同社の専務取締役である上山久史氏は語る。

「花を製粉し、次に考えたのはその効能を活用する方法でした。日本では木を燃やした煙で虫を追い払う『蚊遣り火』が奈良時代以前から行われていて、万葉集にも『蚊火(かび)』という名で出てきます。英一郎はこれに注目し、除虫菊粉を燃やすことを思い付きました。火鉢で焚くなどアイデアはいくつもあったようですが、ある時、仏壇の線香を見て、この線香の香木の代わりに除虫菊の成分を練り込めば、と考えたそうです」

その後、1888年から試作を開始。試行錯誤を重ねて世界初の蚊取り線香『金鳥香』が発売されたのは、それから約2年後のことだった。仏壇線香の製造法を利用したため形は同じ、長さ20cmの細い棒状で、燃焼時間は約40分と短かった。

「蚊には、昼間飛んでいるヤブ蚊と、夜から明け方近くになると出てくるイエ蚊の2種類がいます。昼間、縁側で使う分には40分間の燃焼でもいいのですが、就寝中は40分おきに起きるわけにもいかない。安全に燃焼時間を伸ばし、安眠できるようにするにはどうすればいいかと英一郎が悩んでいたところ、妻のゆきが『渦巻にしたら?』と言ったのです。とぐろを巻いた蛇を見てひらめいたアイデアでした」

後年、世界各地で作られることになる渦巻の蚊取り線香はこうして誕生した。海外の線香と違って日本の仏壇線香には手持ち棒がなく、全部燃え尽きるようにできていたことも渦巻の成形には都合がよかったのだという。「長さ60cmの線香を太く成形し、渦巻にすることで約6時間の使用が可能になりました。最初は手巻きで1本ずつ作ることを検討しましたが、運搬途中で折れる心配があり、大量生産にも向きません」

そこで考案したのが、2本の線香をまとめて巴状に巻くダブルコイル方式。乾燥すると2本の間にすき間ができ、そこから1本ずつ分離して使えるという画期的な方法だった。
また乾燥には、金網を使用した。これもゆき夫人の提案によるもので、魚の焼き網からヒントを得たという。発売は1902年。渦巻の着想から7年、棒状蚊取り線香の誕生から12年が経っていた。

引用:Newsweekよりhttps://wonderfulstory.newsweekjapan.jp/episode.php/kincho/

蚊取り線香は、野原で摘んできた除虫菊を部屋に飾ったところ、枯れた花の周りでたくさんの虫が死んでいたことから研究開発されたものだとはじめて知りました

普段あたりまえに使っている蚊取り線香ですが、効能を活用する方法や持続時間、形状などいろいろなアイディアをもとに作られたようです

そして記事を読んでいてさらに大切だなと思ったことは

「当社が宣伝に力を入れてきたのは、この世にない商品を創り続けてきたから。何だかわからないモノにまず興味を持っていただき、理解していただく必要があったのです。例えば、1952年にエアゾール式殺虫剤のキンチョールを発売した際も、スプレー缶を使うのは初めてという人がほとんど。使用方法や効能をわかっていただくために広告宣伝は欠かせませんでした。英一郎が蚊取り線香を創ったときも、『これを何と言うんや?』ときっと悩んだと思います(笑)」

引用:Newsweekより

蚊取り線香に興味を持ってもらい、理解してもらうために宣伝に力を入れてきたこと

広告宣伝は欠かせないツール‼

広告や宣伝は、私たちの仕事にも大切なものです

今回、蚊取り線香の由来や発明者についてのストーリーを読んでいましたが

その中で、生活の中での気づきが研究につながり蚊取り線香が生まれたこと

そして、活用法や持続時間、形状などにも様々なアイディアが含まれていることなど

たくさん勉強になりました(*^-^*)

ちなみに

上山英一郎さんに米国植物会社社長のH.E.アモアさんを紹介したのは、上山さんの恩師 福沢諭吉さんだそうです

上山さん、H.E.アモアさん、福沢諭吉さん

蚊取り線香にいつもお世話になっています。ありがとうございます‼

今日は夏の必需品~蚊取り線香~のお話でした

おしまい

本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました(人˘︶˘).。.:*♡

私は蚊取り線香はアロマタイプの香りが好きです☆

では(^0^)/

「笑う門には福来る~Fortune come to laugh~」♬