tiktok ブログ紹介 Vlog№23 ホウレンソウの冬対策
これから寒くなってくるし、寒い中でお外でのホウレンソウ栽培を考えているので調べもの。
冬につよい、寒さに負けないと言われるホウレンソウについて
冬が来る前に深掘りしてみようと思います。
ホウレンソウは寒さに強い 具体的には
ホウレンソウは寒さにつよいと言われています。
どのくらい寒さに強いのでしょうか?
データ的なところから調べてみました。
発芽適温
ホウレンソウの発芽適温は15‐20℃で、25℃以上になると悪くなり、最低発芽温度は4℃、最高発芽温度は35℃としている。したがってホウレンソウの種子は低温よりも高温で発芽率が低下し、発芽日数も多く要することになる。
土壌温度と根の発育
ホウレンソウは低温性作物で、⁻10℃以下の低温にもよく耐える。これは低温化でも根の成長が起こっていることを示している。ホウレンソウの根の伸長と温度との関係について調査した結果、根の伸長最低温度は0℃、最適温度は24℃、最高温度は34℃となっている。
引用元:香川彰著 高品質ホウレンソウの栽培生理 22頁
スゴイですね!
発芽も5℃を切っても可能だし、
芽さえ出ていれば0℃まで根っこが成長できるとは\(◎o◎)/!
熊本では年内に種を播いて発芽させておけば霜に負けない限り大丈夫な数字です。
ホウレンソウは寒さに強い。
厳寒期対策
ということで、ホウレンソウが寒さが強いということを踏まえて厳寒期対策を考えなきゃ。
手元のホウレンソウ栽培の本によると、対策としては以下のような方法があるようです。
厳寒期対策
厳寒期においては簡易保温資材(べた掛け用資材として不織布及び長繊維不織布など)の利用委より地温を上昇させる(平均外気温4.7℃の時、地表面で1.3℃、地中1㎝で1.7~2℃、地中5-10㎝では1.4‐1.8℃高いという成績もある)効果があり、生育や収量の増加に有利である。
また寒冷地や積雪地帯ではビニルトンネルかけを行ったり、ハウス栽培では保温のために2重被膜やマルチ栽培なども考慮する必要がある。
引用元:香川彰著 高品質ホウレンソウの栽培生理
やったことはないけれど、べた掛けで対策すればホウレンソウの冬対策はOKなようです。
寒締めホウレンソウについて
ホウレンソウが寒さに強いということを利用した「寒締めホウレンソウ」という栽培方法があります。
発芽後であれば⁻10℃以下の低温にも耐えるというホウレンソウの特性と
霜に負けないように、寒さにあたると葉っぱに糖分を集めるという植物のチカラを利用して
冬だけ食べれる「寒締めホウレンソウ」という栽培法が確立しています。
詳しくは下記のブログや解説を参照にしてください。
雪の下でも成長するので、熊本の冬くらい頑張ってくれるはず!
まとめ
寒さに強いホウレンソウについて調べてみました。
まとめると
●ホウレンソウの発芽適温は15‐20℃で、25℃以上になると悪くなり、最低発芽温度は4℃、最高発芽温度は35℃
●ホウレンソウは低温性作物で、⁻10℃以下の低温にもよく耐える。根の伸長最低温度は0℃、最適温度は24℃、最高温度は34℃
●厳寒期においては簡易保温資材が効果があり、生育や収量の増加に有利である。
というデータでホウレンソウがどれくらい寒さに強いのかわかりました。
現在うちのホウレンソウはこんな感じ。
あと1週間ほどで収穫再開の予定です。
見かけたらよろしくねー
寒い夜は、ホウレンソウと豚肉で常夜鍋でもどうですか(ΦωΦ)