植物の地下での闘い

パクチー、寒さに負けず成長中です。

大きいのはこんな感じ。

小さいのはこんな感じ。

冬至を過ぎて気温も地温も下がったので、

パクチーの種を播いてから発芽するまでに時間がかかってやきもきさせられています。

芽が出るのに時間がかかるし、本葉が出るまでもじっくりという感じ。

最近育てているホウレンソウやコマツナに比べると大違いですね。

初期成育がゆっくりということで、問題となってくるのが雑草です。

植物の生存戦略

雑草が畑にはえると、そこにある作物の生育を邪魔します。

水、光、養分などを奪い合うわけです。

それだけでなく、雑草があると互いの生育速度が遅くなってしまいます。

 地下部の闘い

植物は、互いがすぐ近くに存在する場合は、養分や光の競合だけでなく、互いの生育速度が遅くなるため、結果として生育が悪くなる。

引用元:農文教 「環境制御のための植物生理」 135頁

それは、作物も雑草もお互いが生き残ろうといろいろな策略をつかうから。

そしてよく使われる策略として、植物は根から化学物質を出してライバルに打ち勝とうとします。

 植物は自身の近くに存在する植物と争わなければならない。根は自身の場所を確保しようとし、他の植物の根にその場所を征服されないようにしている。このような地下部の闘いの一部は自然界においては科学物質が使われている。

引用元:農文教 「環境制御のための植物生理」 135頁

雑草が合っていいことは無いということですね。

さっそく草取りを頑張らなきゃと思います。

まとめ

初期成育が遅いねぎとパクチー。

雑草の生育の方が早いのでなかなか悩みどころです。

雑草があると見えない地下では植物同士の激しい戦いが起こっているんですね。

今日のまとめとしては、

植物、地下部の闘い

●ねぎ、パクチーの初期成育は遅い。
雑草は成長が早いので発芽後に競合してしまうことが問題。
植物は自身の近くに存在する植物と争わなければならない。
地下部の闘いの一部は自然界においては科学物質が使われている。
つまり
植物は、互いがすぐ近くに存在する場合は、養分や光の競合だけでなく、互いの生育速度が遅くなるため、結果として生育が悪くなる。

草を防ぐ方法は薬をつかったり、耕種的な対策だったり、手で抜いたり、いろいろ開発されているので

草に負けないようにしなければ٩( ”ω” )و