カモとの戦いがまた始まった!
また食べられました(´;ω;`)
最近クレソン畑に被害が無かったので別の場所に行っていたのかと思っていたカモが
またあらわれました。
せっかく再生したクレソンが食べられてる!ガビーン(゚Д゚;)
対策しなきゃ!
カモの被害を受けている農家はクレソンだけじゃなくて、
例えば熊本市では、天明という地区のレンコンだったり、
海苔農家もカモの被害に困っているとよく聞きます。
レンコンも、海苔もクレソンも共通しているのは、
育てる環境として水を貯めた場所が必要なこと。
カモの休憩場所にもなるし、
そのままそこにあるクレソンやレンコンや海苔を食べちゃうからほかの野菜よりも被害がひどいんです。
なぜクレソン畑が狙われるのか?
疑問に思ったので調べてみると、その答えに近い内容の報告を発見しました。
「カモ科鳥類の越冬する池の環境条件(日本野鳥の会)」という報告で、
カモのいる池といない池の違いは何だろう?
という素朴な疑問からスタートした興味深いレポートです。
その中から、カモがやってくる理由とカモがやってきたくなる条件についてまとめた文章を引用します。
4.カモ類が越冬地として選択する池の条件として以下の項目が挙げられた.
1)水深が30cm以上あること.
2)上陸しやすい安全な水辺があること.護岸は材質より,緩傾斜であること,棚状の部分がある ことなどの,構造が重要であった.
3)完全に遮蔽されている池では,10m程度の幅でも定着しているが,水ぎわまで人が立ち入れる 池で,島や密生した樹林,アシ原など遮蔽された場所を背にできる池では30m以上,全周囲に 人が立ち入れる池では75m以上の幅があること. したがって,餌づけなどが行なわれていない場所で,カモ類と人間との間に必要な距離は30m以 上である.
7.多数のカモ類が越冬する池をつくるには,以下の施策が望まれる.
1)水辺にアシ原やヤナギ林,密集した常緑樹林をつくり,また,島をつくり,人が容易に立ち入 れない部分をつくること,小さな池では水辺を完全に遮蔽してしまうこと.
2)護岸をカモ類が容易に上がれる緩傾斜護岸や魚巣護岸とすること.
引用元:日本野鳥の会 1990年 武田恵世 カモ科鳥類の越冬する池の環境条件
はからずも、現在被害を受けている雨クレソン畑は、
カモのやってきやすい池の条件を満たしていますね…
人通りはすくなく、特に水深が深く広い田んぼのところへは人がやってくることは皆無です。
周辺は竹や杉の木で覆われていて30m以上の幅もあります。
また、田んぼの畦なのでカモが容易に上がれます。
上流のクレソン畑の被害が少なくて、
下流のクレソン畑の被害が多い理由としても合点がいきました。
カモ対策: 「くぐれんてぐすちゃん」に挑戦しています
カモ対策として農研機構の公開している
というテグスの張り方を参考にしています。
この「くぐれんてぐすちゃん」はもともと露地栽培の畑や果樹園のカラス対策なんです。
熊本市の鳥獣対策室の人に相談した時に、テグスでもカモ対策にも効果があるとの情報をもらったので、
カモ対策の参考にこの「くぐれんてぐすちゃん」を使っています。
畑と比べると、クレソン畑は水を張った田んぼの中にテグスを張るから、
歩きにくかったり作業しずらかったりと設置に苦労しました。
それなのにまた食べられてショックです!
カモも食べたくなるくらい美味しクレソンができているので、
カモでなく、あなたへ届けられるようにカモとの戦いを続けなければなりません٩( ”ω” )و
まとめ(生成AIによる)
カモ軍団再来!クレソンを守る戦いは続く
カモたちがまた現れました。最近は被害もなく、どこか別の場所に移動したのかなと思っていた矢先、再び新芽を食べられてしまいました。せっかく元気に育ち始めたクレソンがまた被害に遭うなんて、本当にがっかりです。クレソンを育てることは、収穫する以上に、こうした自然との攻防戦がつきものなんですね。
カモの被害はクレソン農家だけの問題ではありません。熊本市では、天明地区のレンコンや海苔農家も同じような悩みを抱えています。共通しているのは、水を貯めた環境が必要な作物を育てていること。カモたちにとって、その環境は絶好の休憩スポットであり、同時にビュッフェ会場でもあるのです。調べてみると、カモが好む池の条件がいくつか挙げられていましたが、私たちのクレソン畑はまさにその条件を満たしている場所でした。だからこそ、被害も避けられないわけです。
そこで挑戦しているのが「くぐれんてぐすちゃん」というテグスを使った対策です。本来はカラス対策用の方法ですが、熊本市の鳥獣対策室のアドバイスを受けて、クレソン畑にも応用しています。ただ、水田のような環境では設置が難しく、思った以上に手間がかかりました。それでも、美味しいクレソンをあなたの食卓に届けるため、カモたちとの戦いは続きます。この戦い、負けるわけにはいきません!