シャキシャキのクレソンになりました、びっくりΣ( ̄□ ̄|||)
嬉しい誤算
8月に入って、クレソンが日差しに負けるかと心配していました。
お盆過ぎるまでは我慢かなーとおもってましたが、
嬉しい誤算で、元気になってきました。
理由を考える
何でかなーと、理由を考えてみると
ひとつは栄養成長に切り替わったのかなー。
5月6月7月とクレソンが花をつけようと、
脇芽をいっぱいつけて大きくなれなかったんです。
夏至を過ぎて、夜が少しずつ短くなってきて、
大きな茎と大きな葉っぱをつける
栄養成長になってきてるんだなとおもいます。
理由を考える②
もう一つは、土地柄というか、地理的な要素ですかねー
クレソンの畑がある成道寺谷は、古くから熊本市近郊の避暑地でした。
加藤清正が鷹狩にきて休んだり、
夏目漱石が句会をしに集ったり、
ヒストリックな場所なんです。
夏目漱石の残した句もあるんですよー
若葉しててのひらほどの山の寺
夏目漱石
【解説】季語は「若葉」で初夏。
「手のひらほど」に山寺が見えるのだから、新緑に煙る山を少し離れた場所から眺めているということ。一枚の若葉からズームアウトして山全体を捉えるような叙述。
山寺が若葉の陰にかくれてやがて見えなくなってしまいそうだ、といったニュアンスも「手のひらほどの」にはある。「紅葉して」なら逆に、落葉の季節を迎えて山寺は現れてくる感じだろう。つまり「若葉」だからこそ「手のひらほどの」という表現が成立する。
引用元:真夜中の俳句帳 若葉しててのひらほどの山の寺
そんな場所だから、熊本市内と比べると2~3℃ほど温度が低いんです。
金峰山山系から吹き降ろす冷たい風が、真夏でもクレソンを元気に育ててくれたんですねー
まとめ
8月に入ってクレソンが元気を取り戻した理由を考えてみました。
理由は大きく分けて2つ
①夏至が過ぎてしばらく時間が経って、夜も徐々に短くなってきたことで、栄養成長へとクレソンが変化した。
②古来より避暑地とされてきた成道寺谷の気候がクレソンを元気にした。
という結論になりました。
真夏の盛りですが、植物は季節を感じているんですね。
これも周年栽培する作物の楽しみなのかもしれませんね。