クレソンの花ざかり
5月に入って1週間過ぎて、
クレソン畑の様子について。
まだまだ花盛りなクレソン畑ですが、
花も盛りを過ぎて種をつけているようなクレソンも増えています。
花盛りを過ぎて、4月下旬に比べるとどれもこれもが花をつけていく
という状況ではなくなりましたが、
畑のクレソンのほとんどが開花しています。
もう少しの間がクレソンをお届けできる量が少ないかなー
という5月上旬の七花ファームのクレソン畑でした。
温度と植物の関係
クレソンの花の状況をここ最近注意して見ています。
よくクレソンを見ると、成長するスピードは良くなっているように感じます。
春ということで雨が多くて、湿度が高いのが気になりますが、
5月の気温はクレソンにとって悪い影響はなさそうだなーという感じがします。
ということで、「気温と植物の関係」を少し調べてみました。
気温と植物の関係
ということで、最近読んでなかった(;’∀’)手元の本「環境制御のための植物生理」より
温度と植物の関係について引用します。
●植物のほとんどすべての反応は温度に依存している。そして、反応それぞれが異なる最適温度を持つ。
●光合成と異なり、植物の呼吸は17~24℃の範囲内では温度に対して敏感に反応する。
●温度に対する感受性や最適な温度反応は作物種によって大きく異なる。また同じ作物種であっても、品種間で高温感受性が異なる場合もある。
引用元:農文協「環境制御のための植物生理」
特に、3点目の「同じ作物種であっても品種間で高温感受性が異なる」という点に関しては、
お米の稲の育ち具合が品種が変わると7月8月の成長具合が全然違っているところなんかが当てはまっているように思います。
温度を変えるのは難しいですが、
ハウスであれば換気を
クレソンであれば水の流れを
改善することが近道なのかなと思います。
こういうところは少しずつ改善していかなければ!
まとめ
簡単ながら、花盛りのクレソン畑について報告な今日のブログでした。
葉野菜はトウ立ちが一つの壁になります。
なんとかクレソンもその壁を乗り越えられるようにしたいな。
答えはクレソンが知っているんでしょうね(。-`ω-)