『カルシウム欠乏症』に困っています…
パクチーの葉っぱが枯れてるー
(;´o`)ゞアチャー!!
カルシウム欠乏症、またの名を芯腐れ症に悩まされています。
先月からチラホラ内葉が枯れているなーと思っていると、被害が広がっていました。
前回対策として、
カルシウム資材の葉面散布をおこなったり、
石灰資材を追肥したりしました。
症状はこれらの対策でおさまったようなんですが、
いかんせん思ったよりも被害が広がっていたようです。
反省せねばー( ˘•ω•˘ )ということで、
今日のブログではカルシウムについて調べてみました。
ウチの畑の状態は
とにもかくにもカルシウムが足りない。
畑にはあるのか?ないのか?
それが大事です。
土壌分析結果を振り返ってみると、以下のような結果がわかりました。
土壌分析の結果を見ると、ウチの畑はカルシウム分が少ない畑のようです。
芯腐れ症の被害の少ない方の畑のカルシウムの分析値は、適正値の74%ほど。
被害の多い畑にいたっては、カルシウムの分析値は適正値の60%しかありませんでした。
被害が出るのも致し方ない結果です。
土壌の改良が必要です。
養分としてのカルシウムについて
続いてはカルシウムが植物の中でどのような働きをしているのか?
について。
カルシウムは植物に吸収されにくい
カルシウムは作物の必須元素で、細胞内のミトコンドリアの活性維持、光合成産物の転流、細胞壁、細胞膜、染色体の構造・機能の維持、各種酵素の活性化などに必要不可欠である。また、土壌中のpHを調節するためにも、欠かせない要素である。
多くの作物におけるカルシウム吸収量は、窒素と同量もしくはやや少ないといった量で、かなり多い。しかし、カルシウムは植物に吸収されにくく、また体内移動しにくいので、土壌中に十分なカルシウムがあっても、欠乏症は発生する。
(中略)カルシウムの欠乏症状は、主に新葉部分、葉先、根の分裂組織に現れる。果菜類では、トマトの尻腐れ果が知られている。ほかにはキャベツやハクサイの芯腐れ、リンゴなどの果実の斑点などの症状もある。
カルシウムは水とともに移動するため、乾燥は大敵である。特に高温時には土壌をマルチで覆ったり、潅水したりといった乾燥防止対策が必要だ。
引用元:誠文堂新光社 「土・肥料のきほん」 52頁
うーん、
カルシウムの絶対量が不足しているのか、
水切りをしすぎてカルシウム欠乏症を誘発してしまったのか、
その両方か。
判断が難しいですね。
まとめ
畑の土壌分析結果を見直すと、カルシウムの量が少ないし、
小ねぎの要領で水切りをしているので、
もしかしたら乾燥しすぎてカルシウム欠乏症を招いているのか。
なかなか悩ましい問題で悩んでおります。