今日もクレソン収穫できています!
今日もクレソン収穫中です。
花のピークの時期に差し掛かっていますが、
今年はまだまだきれいなクレソン収穫できています。
この時期のクレソンは、春を感じるようなほどよいエグみや苦味が感じられて、
お肉料理の付け合わせにぴったりのクレソンとなっています。
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暑い4月の理由について
4月というのに暑すぎるほどの日が続いています。
クレソンの花もこの陽気でたくさん咲いています。
この暑さを説明する理由をテレビで聞いて、とても納得できました。
なんでも、「偏西風の蛇行」が大きく関係しているそうです。
そして、「偏西風の蛇行」の原因は北極の温暖化が引き起こしているそうなんです。
北極の氷が溶ける、と聞いても遠い場所の話と感じていましたが、
とても身近な天気にも関係しているようです。
北極の温暖化と偏西風の蛇行
三重大学教授(気象学)の立花義裕さんは、
日本の夏の猛暑の原因としてまず、「偏西風の蛇行」を挙げています。
偏西風は北極と熱帯の境目に吹き、北側と南側では気温がまったく違います。大陸から吹いてくる偏西風は日本付近で北に曲がっています。偏西風が近年激しく蛇行するので日本、西欧が狙い撃ちされたように暑い。
北極が温暖化しています。シベリアの氷が融けて白熊さんが困っているという話、聞きませんか?
急流で流れが速い川はまっすぐで、緩く流れが遅い川は蛇行しますが、空気も同じです。赤道と北極の温度の差が大きいほど偏西風は速く吹きます。北極は温暖化していますが赤道はあまり温暖化していないので、温度差が縮小し偏西風が蛇行するのです。(中略)
以前は暑い夏、寒い夏を繰り返していましたが、2010年以降は北半球で猛暑が連発します。日本は、西は大陸、東側は海ですが、地球温暖化でまず温度が上がるのは陸です。陸から暖かい空気が吹いて日本列島が覆われ、それを避けるように偏西風は北に蛇行するのです(ちなみに冬は逆に蛇行し、寒さも厳しくなります)。そうしたことから、世界的にみて日本は、異常気象も最も多発しています。
引用元:JAcom 新春特別講演・2】沸騰する地球・気候危機が生む負の連鎖 「危機感持とう」 三重大学教授・立花義裕氏
風も水も、”差”があるとスピードが上がります。
ゆっくり偏西風が吹くと日本付近で偏西風がずれて気温が上がりやすくなる
という説明はとても分かりやすいと思いました。
生活を脅かすようになってきた温暖化。
対応に迫られていますね。
まとめ
今日もクレソンの収穫が順調です。
春の花が満開の中、今年のクレソンはエグみや苦味がちょうどよく、お肉料理にぴったりです。
しかし、この暑すぎる4月の陽気は、北極の温暖化と偏西風の蛇行によるもののようです。
立花義裕教授の説明によれば、
温暖化が進む北極の影響により偏西風が蛇行し、日本を狙い撃ちする暑い夏が増えています。
この温暖化は、わたしたちの生活に直接関わる問題となっており、適切な対策が必要です。