レシピ
材料
- 稲わら…軽トラ4台分、おもさにすると200㎏ないくらいかな
- 堆肥(i.e.牛糞堆肥)…2tトラック2台分くらい、おもさにして1tチョイくらいかな
- 米ぬか…1袋
- 微生物資材…500g、いつもお世話になっている資材屋さん、山鹿の富田農園さんおすすめの一品
作り方
雨に濡れない場所に、ワラ、堆肥、ワラ、堆肥…の順番で重ねて発酵するのを待つ。以上
というわけで、堆肥づくりに初挑戦しました。うちで作っている野菜はねぎです。作り方は小ねぎ。ちょっと専門的に言うと、施設を利用した周年栽培。ざっくり言ってしまうと、九条ネギの種を苗ぐらいの段階まで育てて収穫しちゃう方法です。
で、今回何が言いたいんかというと、種まきから種まきの感覚が短い作物を育てているんですよ、ってことなんです。したがって土づくりがとても大事!な農業をしています。
一言で土づくりといっても幅が広いですよね。やり方も十人十色。僕は現在気を付けているのは次の2点。
- 土壌検査をして畑の状態を確認して肥料を使うこと。バランスよく過不足なくを目指しています。
- 種をまく前に3回畑を耕すこと。目指せ柔らかなベッド!
そして、今回から新たな取り組みとして堆肥づくりに挑戦しています。ワラは自家産の稲わらと、知り合いの農家さんに分けてもらった分。堆肥は親せきの肥育牛農家さんのところのもの。肥育牛だから98%くらい植物質なんですよ。で、堆肥舎を利用して今回のチャレンジをしています。
ところで、どうして堆肥づくりに挑戦しようと思ったか。それは、堆肥の効果をここ2年で実感したからなんです。2年前、うちで使っていた堆肥は馬由来の堆肥でした。そして去年から牛由来の堆肥にかわって、それに伴ってうちの畑の土が変わったのを実感したからなんです。堆肥を変えただけで畑の土の手触りも変わるんだーとはっけんしたんですよ!!
そして、目標としている循環型農業の第一歩と思ってチャレンジしています。将来の目標としては自分で動物を飼ってってところまで考えています。本格的には10年くらい、でも育ちが畜産農家ということを考えるともっと経験としてはあるかな?って思っている自分としては、現在の完全に切り離された畜産業界というのもどうかなという考えを持っています。家畜はお肉だけを作るだけじゃなくて、もっといっぱい秘めた能力があるんだよ!ってのをカタチにしていきたいと思っています。でも、今年はひとまずねぎのより良い環境のためにー!