中国人は豚肉が好き、
アメリカ人は牛肉が好き、
そして日本人は鶏肉が好き。
今年はじめの研修で教えてもらったお国別好きなお肉の傾向です。
各国のお肉の種類ごとの消費量から、講師の先生が各国のお国柄としてまとめて教えてくださいました。
感覚的にもアメリカ人は牛肉好き、日本人は鶏肉好きというのは納得ですが、
国の中でも地域差がでますよね。
たとえば関東は豚肉好き、関西は牛肉好き、九州は鶏肉が好き。
などなど…
関東地方のお肉屋さんで買い物をしていた時、
「この辺りはすき焼きも豚肉でするよー」
と聞いて日本も広いなーと思ったのを覚えています。
そんな豚料理。アメリカでびっくりするぐらい美味しい料理に出会いました!
秋になったことだし、ひさしぶりにプルドポークを作ってみましたのでレポートです。
今回は、つくれぽ動画もつくってみました!
プルドポークとは
かつて、アメリカの農場にいました。
pig business を学びに行ってきました。
中西部に1年以上いたのでいろいろアメリカの美味しい料理を食べたり教えてもらったりしていたんです。
そんな料理の一つが「プルドポーク」。
牛肉好きのアメリカの中でも南部や中西部は豚肉好きの地域。
そんなアメリカ中西部の人気メニューがプルドポークなんです。
プルドポークとは、南部スタイルBBQの代表的なメニューの一つで、皮つきの豚の腕肉(ピクニック)や肩肉の塊を低温のBBQスモーカーでゆっくり5時間以上かけて調理し、それをほぐしたものの事で、この場合のPullとは「引き裂く」や「むしる」の意味です。
中略
このプルドポークをBBQレストランと全く同じ調理法を用いて家庭で作るのは、場所や器具の準備、時間的にもかなり難しいと思います(特に日本)。そこで、本書ではガスコンロ・電気コンロを使った鍋ひとつでできるプルドポークを紹介します。
引用元:アンダーソン夏代著 「アメリカ南部の家庭料理」
レシピ&つくレポ動画
材料 | |
豚肉(肩または腕肉のブロック) | 600g |
なかったので 塩 | 中さじ2くらい |
水 | 240㏄ |
好みのBBQソース | 80‐100㏄ |
作り方 | |
1 | 2~4等分に豚肉を切り分けて |
2 | 塩をもみこむ |
3 | 厚手の鍋で強めの中火で豚肉を焼く |
4 | しっかり焼き目をつける |
5 | そこに水を注いで沸騰したら弱火にして1時間半煮込む |
6 | 豚肉を大まかに崩す |
7 | 5分ほど加熱して水分がほぼなくなるくらいまでにする |
8 | BBQソースを加え5分ほど煮込めば完成。 |
まとめ
作ってみると意外と簡単なレシピです。
もともと現在一般的な慣行養豚になる前は、
秋に冬の期間食べる豚をつぶして塩漬けにしてベーコンを作る
という秋に食べるものが欧米の一般的な豚肉のイメージだったそうです。
秋も深まる時期になりましたし、豚肉の煮込み料理なんかいかがですか?
となりにクレソンも添えてほしーな!