クレソンの苦手なもの
真冬の凍り付く寒さにも耐え抜くクレソンですが、
苦手なものがあります。
それは、夏の暑さと湿度です。
写真は去年の8月のクレソンの様子です。
暑さに負けてしまい、クレソンの先端の芯の部分がしおれてしまう症状が多発しました。
成道寺川の水が冷たいから育つかなーと思っていましたが、
夏の暑さには勝てなかった去年の夏でした。
今年はどうにか夏にもクレソンを届けたい!
と新しい取り組みを始めましたよ!
今日のブログはその新しい取り組みについての報告です。
七花ファームのクレソン、新章突入!
気温が高いなら、標高の高いところへ行けばいいんじゃないだろうか?
ということで、九州山地の標高の高いところでクレソンを育てよう!
ということで、久住にクレソン畑を作る準備を始めています。
4月は水を通す用水路の掃除、通称”井出掘り”をしてきました。
今年は、夏の暑さに負けずにクレソンが茂っているはずだ!
100m標高が高くなると…
「標高が高いところに行くと気温が下がる。」
このことについてもう少し深く見ていきます。
多くの方はご存知だと思いますが、標高と気温の関係で重要になってくるのは上記の数字ですね。国際標準大気の定義では、標高が100m高くなると気温は約0.65℃(正確には0.649℃)下がるとされています(気温減率)。
なので、標高1000m(500m)だと標高0mのところより6.5℃(3.25℃)涼しいということになります。
引用元: ファンブログ 「気温と標高の関係を少し掘り下げてみた」
山に登ると涼しくなる。それを具体的な数字で見ると下記の表のようになります。
最高気温 | ||||
標高 | 500m | 21.75℃ | 26.75℃ | 31.75℃ |
0m | 25.00℃ | 30.00℃ | 35.00℃ | |
夏日 | 真夏日 | 猛暑日 |
現在のクレソン畑の標高は約20mくらい。
現在準備中の新圃場は標高500mくらいなので、
単純計算でも3.25℃気温が下がることになります。
まとめ
新しい圃場でクレソンの栽培をおこなえることにワクワクとドキドキが止まらないヒロアキです。
ところ変わってクレソンがどんな成長を見せてくれるか?
乞うご期待です。
ブログでも報告していきますので、よろしくお願いします。