今日の気になる記事
今日の気になる記事から紹介します。
3Dフードプリンターの話題が取り上げられていました。
実用化されると農業を取り巻く状況も激変しそうですね。
食材を買って調理することはゼイタクという世界が訪れることになるかも?
例えば「デジタルおでん」だ。おでんの味や形を味覚センサーと3Dスキャナーでデータ化し、ゲル状の素材で食感も含めて再現する。(略)
ヒントにしたのはポスターや写真などの印刷物だ。シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックという4色の比率を変えることで表現されている。この仕組みを「味」にも当てはめようと考えた。味の4要素を甘味、酸味、塩味、苦味と定め、既存のプリンターのインクカートリッジにしょうゆやお酢などの調味料を入れて実験した。トウモロコシで作った食べられる紙に調味料で印刷したところ、配合割合を変えると味が変化することを確認できた。味の配合比率をデータ化することで食品も遠隔で出力できると考えた。
(中略)食の転送ができれば離れていても同じ料理を楽しめる。榊氏は「30年ごろには食品のデータを基に3Dフードプリンターを使った自動調理が当たり前になる。50年には有名店の料理などあらゆる食の再現が自在になる」と予想する。
引用元:2021年10月25日 日経新聞「3Dプリンターで食を「転送」 有名店の味を宇宙でも」
ホウレンソウの根っこ
それはさておき、ホウレンソウの根っこ、見たことありますか?
意外と長いんですよ。
畑の土を掘り返してみるとこんなにあります。
立派な直根をしてますね。
こちらが袋詰めしたホウレンソウの荷姿。
お店で並んでる姿と比べると、畑では根っこが長いんです。
ホウレンソウの根の生理
ホウレンソウの根っこはどれくらいまで伸びるのか?
手元のホウレンソウ栽培の本で調べてみました。
土壌条件がよいと播種後70日で縦に1.2m、横90㎝にも達し、横に伸長した根は直下し、地表から60㎝ぐらいの範囲に広く密に分布している。
引用元:香川彰 著 「高品質ホウレンソウの栽培生理」29頁
なんと1.2m!
そこまでホウレンソウに適している畑ではないのか、途中で切れてしまったのか、
ウチのホウレンソウはそこまで根っこながくないなー
もっと根っこに優しい土壌になるように頑張らなきゃと思った次第であります。
まとめ
今日はホウレンソウの根っこについて。
お店で買う時はほとんど残っていないけれど、
ホウレンソウは立派な根っこを持っている植物です。
種類で言えば直根系。
条件が良いと1.2mほど伸びることもあるそうですよー