耐性が付くのは虫の進化だったとは

I like 子ども科学電話相談

nhkの子供科学電話相談という番組が好きです。

 昨日まで冬休み特番で4日連続放送ということで、作業の合間に軽トラで移動中に楽しく聞いていました。

恐竜なんかの話題は小学生の知識はすごいと感じさせられます。竜脚類と獣脚類という分類も今日学びました。

ちなみに竜脚類とは、

竜脚類

竜脚形亜目は草食性で四足歩行の恐竜です。首と尾が長く、全長が1m程度のものから約40mの大型のものまでいました。しかし、体のわりには頭が小さいことが特徴です。このグループは、原始的で小型の古竜脚類と進化型の竜脚類に分けられます。三畳紀後期からジュラ紀前期にかけて出現し、ジュラ紀の後半に最も繁栄したと考えられています。

引用元:福井県立恐竜博物館 恐竜図鑑 竜脚類

また獣脚類とは、

獣脚類

獣脚亜目は一般的に、細長い体で比較的後肢が長く、すばやく行動ができた二足歩行の肉食恐竜です。歯は鋭いナイフのような形で、鋸のようなギザギザの鋸歯がついています。また、前肢には曲がった鋭い爪もそなえています。獣脚亜目は三畳紀後期に出現し、白亜紀の終わりまで繁栄していました。近年、鳥類との関係があるという研究成果がだされています。

引用元:福井県立恐竜博物館 恐竜図鑑 獣脚類

ということだそうです。恐竜の知識は25年くらい前の知識で止まっているので、さっぱりわかりません。小学生の頃は恐竜の話とか好きだったんだけどな(´・_・`)

ティラノサウルスとかワクワクして読んでたんですよ。最近風のうわさで聞くと、映画ジュラシックパークに出てくるティラノサウルスと、最新のティラノサウルスの姿は全然違っているそうです。ティラノサウルスはカッコいいママでいて欲しいです(*’▽’)

薬剤を使う時に大事なポイントをやさしく詳しく教えてくれます。

 それで、子供科学電話相談のお知らせから、過去の放送のいくつかが文字になって「読む子供科学電話相談」というコーナーがあるということでのぞいて見たんです。そこで是非紹介したいなーという話を見つけました。

「ゴキブリに殺虫スプレーをかけると、かえって強く進化させてない?」という質問。

これって普段農薬を使う時に気をつけている大事なことをやさしく詳しく回答してあったんです。

質問の概要は、

ゴキブリに殺虫スプレーをかけると、かえって強く進化させてない?

●つるみみことくん(小学4年生・広島県)からの質問に「昆虫」の丸山宗利先生が答えます

●広い意味での進化の1つで、「共進化」の中の「軍拡競走」と呼ばれている

●薬に強くて生き残ったゴキブリがいると、その子孫には最終的に効かなくなっちゃう

引用元:nhk 読む子供科学電話相談 ゴキブリに殺虫スプレーをかけると、かえって強く進化させてない?

農薬について教えてもらうと、必ず注意される「農薬を使う時は成分の違うものをローテーションで使ってね」という注意。その理由は2つ目の『「共進化」の中の「軍拡競争」と呼ばれている』ということが理由なんです。

「軍拡競争」とはどういうことか?引用します。

「共進化」というのは、種とか個体がお互いに影響を与え合って進化していくことです。「共進化」にはいろんな種類があって、ゴキブリと殺虫剤の場合は「軍拡競走」(軍拡競争)っていう言葉が使われることがあります。例えばね、難しい言葉なんだけれども、ある国とある国の仲が悪くて、戦争中だったり、戦争になりそうなときに、お互いに戦車を増やしたり爆弾をたくさん作ったりして、それをお互いに見せ合ったりしてね。実際、世界で起きていることなんだけれども、そういうのがどんどんエスカレートしていくことを「軍拡競争」と呼びます。

ゴキブリの場合はね、例えばAという薬ができました。それを使うと、ほとんどのゴキブリは死んでしまうんだよね、実際に。しかし、その中に、たまたま薬に強くて生き残ったゴキブリがいると、それが子孫を残しますね。その子孫の中からも、またどんどんと薬に強いゴキブリが生き残っていくと、どんどんとそのゴキブリが薬に強くなっていって、最終的には全然効かなくなっちゃうんだよね。

引用元:nhk 読む子供科学電話相談 ゴキブリに殺虫スプレーをかけると、かえって強く進化させてない?

このゴキブリと薬の例えと同じことが農薬を使う時にも発生します。例えばハモグリバエという虫が大発生して、困ったなーと農薬を資材屋さん相談に行くと、これ効きますよって進めらたとします。その進められた薬ばかり使うと、ここでいう「軍拡競争」が発生して耐性を持った虫ばかりになって効果がなくなっちゃうんですよね。

まとめ

「軍拡競争」という言葉は知らなかったんですが、農薬が効かなくなることも進化の一部だったのはハッケンです。

農薬も使いたくはないけれど、最低限の使用で済むようにと考えているんです。そして使い方もポイントを押さえて使っていかなきゃなりませんね。