暑さも彼岸まででした。すみやかに害虫対策を講じなければ

雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)

9月23日からは暦の上では、

二十四節気では秋分、

さらに細かく分けた区分である七十二候では

”雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)”

という時期に入ります。

雷をともなう積乱雲は見なくなり、

空が高くなる秋の雲へと変わっていく時期だそうです。

台風が過ぎ去って涼しくなり、

「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものだなーと感じているヒロアキです。

暑さ寒さも彼岸まで(あつささむさもひがんまで)とは「冬の寒さ(余寒)は春分頃(3月20日前後)まで、夏の暑さ(残暑)は秋分(9月20日前後)頃までには和らぎ、凌ぎやすくなる」という意味の、日本の慣用句である。

引用元:wikipedia 暑さ寒さも彼岸まで

秋と言えば、そろそろ…

涼しくなってきて、たまちゃんもゴキゲンで縁側でひなたぼっこするようになってきました。

涼しくなってきて活動的になるのは猫や人間のみならず。

秋の到来を感じると、そろそろノミやダニに気をつけなければいけない時期です。

ここまでのたまちゃんの人生(猫生?)を振り返ってみると、

ノミ・ダニは苦手にしているように思えます。

秋雨が降り続く前にノミ取り薬を手配せねば!

ノーベル賞の話題も聞こえてくる時期

ラジオをつけていると、ノーベル賞の話題がチラホラ聞こえてきました。

ノーベル賞の発表ももうすぐなんですね。

ノーベル賞と言えば、身近に感じるのはノミ取り薬など犬・猫の薬でも使われているイベルメクチンが頭をよぎりました。この機会にあらためて調べてみましたので、引用します。

 20年程前まではノミダニの予防と言えばノミ取り首輪が主流でした。首輪にピレスロイド系やカーバメイト系の殺虫剤を染み込ませたものでしたが、効果はいまいちでした。

2009年、背中に落とすスポットタイプのフロントラインスポットが発売されました。この製品の有効成分であるフィプロニルという物質は神経物質であるGABAの作用を阻害して神経伝達を遮断することで、ノミダニに対し高い殺虫効果を持ち、シャンプー後も効果が持続するという画期的な製品でした。

 ところでこのGABAの作用を阻害して神経伝達を遮断することで知られているイベルメクチンというお薬はフィラリアという寄生虫に効果がある薬です。2015年のノーベル生理医学賞を授与された大村智先生が発見されたお薬で現在でも世界中で約2億人に投与されているというから驚きです。

引用元:愛媛県今治市の動物病院 善診堂 ノミ・ダニの予防薬について

「イベルメクチンの人類への貢献」

①人類の食料の増産・確保への貢献

イベルメクチンは、人間の食料である家畜(牛・豚・馬・山羊・羊)の消化管内寄生虫(お腹の虫、回虫・糞線虫など)と皮膚病の元になる疥癬・ダニを駆除します。これにより家畜の発育促進・健康増進がすすみ、食料の増産と確保が飛躍的に進みました。世界中の家畜に最も使われているお薬で、メリアル社は家畜への使用から得られた利益でアフリカの人々へのイベルメクチン製剤の無料配布が行えるようになりました。

②人類の健康と福祉への貢献

イベルメクチンは、人間の寄生虫の病気である熱帯地方の風土病オンコセルカ症(河川盲目症)、また皮膚病である人疥癬を駆除します。オンコセルカ症とは、人間に回虫である回旋糸状虫による感染症です。河川で繁殖するメスのブユが人を刺して感染し、激しい痒みリンパ節の腫れ、視覚異常、失明を引き起こします。前述のようにこの病気の撲滅プログラムにメルク社と北里研究所から無償供与され、世界中では毎年約3億人が服用し、この感染症の撲滅に多大なる成果をあげています。

③犬フィラリア症の予防への貢献

イベルメクチンは、犬のフィラリアを予防します。現在多くの犬に投与されているフィラリア予防薬は、この製剤とその改良型の製剤です。近年、犬の寿命が約15年に延びた長寿化の要因は、このお薬によるフィラリア予防の効果です。(1980年代以前の犬の寿命は約5-6年でした)人間の福祉に大変重要であるペット(伴侶動物・コンパニオンアニマル)の健康を守ることで、人類の健康と福祉に大変貢献しています。

④世界の皮革産業への貢献

前述したようにイベルメクチンは、牛や馬の寄生虫疥癬(カイセン)やダニを駆除します。疥癬やダニは、牛や馬の皮膚に寄生し、皮膚炎を起こします。このお薬により疥癬・毛包虫やダニが駆除されることにより、皮膚いわゆる皮(革、原皮)の状態が飛躍的に改善、世界の皮革産業の発展に多大なる貢献をしました。

このように人間の健康だけでなく、家畜、ペット、そして我々の産業にまでも大きな貢献がなされたお薬なのです。

引用元:寺田動物病院   No.48 ノーベル賞 追記

牛の放牧なんかも、イベルメクチンがなければ不可能だと以前先生から伺ったことがあります。また、犬の寿命を10年以上伸ばしてくれていたとはΣ(・ω・ノ)ノ!

ありがたい薬ですね。

そういえば、今年のノーベル賞も生理学・医学賞に日本人が有力候補という報道がありましたね。

日本人の受賞に期待しちゃいますね。

まとめ

暑さ寒さも彼岸まで

の言葉通り、涼しくなってクレソンも元気になっています。

台風の影響で今週は回復に努めているクレソンです。

最近は葉っぱも厚くなって、

葉の色味がますます濃くなって

良いクレソンが増えてきています。

秋台風にも、悪い虫にも負けずにあなたに届けられるように頑張ります(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

クレソンは各種ECサイトで購入できるようになりました!

食べチョク

ポケットマルシェ

BASE