美味しい焼き芋を作るための科学

焼き芋焦がしちゃいました

ひろあきひろあき

コガだけにコガしてしまいました。
ヒロアキです。

焼き芋を直火で作った経験はあるにはあったんです。

落ち葉だ 落ち葉だ 落葉焚き~♬

の童謡のフレーズの通り、

焼き芋づくりは大量の熾火に埋めて長時間かけて作るというイメージでした。

そんなおぼろげな記憶を頼りに

4時間ほど熾火のなかにサツマイモを放置して焼き芋づくりをしてみました。

結果は写真の通りに炭になってしまう始末…

これはいけない!

と作り方を調べて再チャレンジしてみました。

レッツ 再チャレンジ!!

さっそくグーグル先生においしい焼き芋のつくり方を相談してみました。

熾火とは薪の芯の部分が赤くなり、炎を上げない状態のことです。炎が上がっている状態の焚火は火力調節がむずかしいですが、熾火ならば食材と熾火との距離を調節することで、かんたんに火力調節ができます。

また、熾火は炎が上がっている状態よりも温度が低いので、じっくりと調理することができます。じっくりと調理すれば、焼きむらができにくく、サツマイモにしっかりと火を通すことができるのです。

薪が熾火の状態になったら、火バサミを使って、熾火をファイアーピットの中心に集めます。

ファイアーピットの中心に熾火を集めたら、熾火の端にサツマイモを並べてください。サツマイモの片面が熾火に接している状態です。並べた状態で15分ほど焼きます。

サツマイモを焼いている間にも熾火がだんだんと小さくなっていきます。その都度、火バサミで熾火を中央に集め、熾火の端に芋を動かしてください。

15分ほど経ったら火バサミでサツマイモをひっくり返し、サツマイモの逆側を、熾火の端に置いてください。サツマイモの逆側を、さらに15分ほど焼きます。

今回は細めのサツマイモを調理したので片面15分程度でしたが、サツマイモが大きい場合は、もう少しだけ長く焼いてください。目安ですが、大きめのサツマイモでも、片面20~30分ほど焼けば、うまく火が通りますよ。

引用元:Be-Pal 冬キャンの焚火で焼き芋を!コクと甘みが引き立つ、失敗しない作り方を紹介
ひろあきひろあき

ふむふむ。
熾火の中にサツマイモが完全に埋まってなくてもOKなのね。
片面ずつ加熱して焼き芋できるというのは目からウロコです(゚д゚)!

やり方がわかったのでレッツ 再チャレンジ!

今回は炭にならずに美味しい焼き芋ができました!

焼き芋のサイズや加熱時間、サツマイモの品種など

焼き芋の出来上がりに影響するポイントはたくさんありそうです。

焼き芋は奥が深そうですね(; ・`д・´)

調理の基本は火加減の科学

炭火で調理はシンプルながらも

通常のフライパンなどでの調理とまた一味違う出来上がりや火の通り方になります。

出来上がった焼き芋も、もっと熱々かと思いきや意外と手で触れることにビックリしました。

「加熱する」という調理について

どんな秘密があるのでしょうか?

炭火での調理はどんな特徴があるのか?

調べてみたので引用します。

調理は多種多様な操作の組み合わせです。調理の過程ではさまざまな物理現象や化学反応が起こっており、普段何気なくしている操作も、それぞれ意味や理由があります。その過程に焦点を当て、どうして美味しくなるかを考えてみましょう。
 加熱の原理は「熱は高いほうから低いほうへ移動し、同じ温度になろうとする」ということです。熱の伝わり方には「伝導」「対流」「放射(輻射)」の3種類があり、加熱調理はこれらが組み合わさっています。調理の方法や調理器具、火加減などで食材への熱の伝わり方や伝わる速度が変わり、料理の仕上がりが変わってきます。調理の基本は火加減などといいますが、加熱の仕方がおいしさに大きく影響するのはご存じの通りです。
 伝導とは、2つの物体間の直接接触によって熱が受け渡されることを言います。「焼く」「炒める」「煎る」などで見られる熱の伝わり方です。
 対流とは、熱を伝える媒体を介して熱が受け渡されることです。空気や水蒸気などの気体、水などの液体などの媒体と、その媒体に接触している食品の間で熱が伝わることで、「ゆでる」「煮る」「揚げる」「蒸す」などの調理で見られます。
 放射とは、赤外線によって熱が伝わることです。魚焼きグリルや炭火で食品を焼いたときに見られます。高温側から出される赤外線のエネルギーが低温の物質の表面で吸収されて熱エネルギーに変わることで熱が伝わります。

引用元:講談社 佐藤成美(著)「おいしさ」の科学 ―素材の秘密・味わいを生み出す技術― 5章 調理から生じるおいしさ

なるほどー

炭火で食品を焼くときは、

放射という方法で食品へ熱が伝わっているのが特徴なんですね!

まとめ

さて、12月のファームツアーイベントに向けて

着々と準備を重ねております。

美味しい焼き芋を作るために、もう一度試作を行いたいなーと思えるほど

奥の深い焼き芋づくりでした。

ピアノの練習も着々と進んでおります。

ピアノについてはまた別のポストにて。

今日の焼き芋の出来上がりはこんな感じでした動画をどうぞ!