クレソン、そろそろ大きくなってきました。
5月の下旬くらい、
それがクレソンの花のピークでした。
時は流れて一ヶ月半ほど、クレソンが大きく育ってきました(*^▽^*)
花のピークは、太陽の日長と同じく夏至の頃かと思っていたんですが、ずれるんですね。
新しい発見です。
あれ(゚д゚)!頭の部分がおかしいな。
美味しそうなクレソンができたなーと喜んで収穫して、
作業場に戻って調整作業をしていると、気になるクレソンが…
クレソンの頭が枯れてますね。
んー、なんでだろう。
温度が上がったからかな?
でも、今週は曇りがちで熱くはなかったしな。
先週はねぎハウスの温度計昼間は50℃越えてたけど、
今週は温度上がってないんだよなー
ん、今週はくもりがちか。もしかすると湿度が問題かも。
手持ちの資料を見てみよう。
トンネル・ハウス栽培
保温によって節間が伸長し、また茎葉の赤紫色がなくなり、緑色を帯びた艶のある高品質のものを順次収穫することができる。ただし高温・多湿になりすぎないように、晴天の日中にはときどき喚起する必要がある。
引用元:『農業技術大系』野菜編 クレソン 著山岸博 83頁
はっきり書いてないけど、高温多湿には弱いみたい。
それから最近聞いた話だと、クレソンは梅雨明けくらいから市場から姿を消すそうだ。
んー、やっぱり高温多湿の影響ででた生理障害かな。
生理障害って?
生理障害ってご存じですか?
これまでねぎの連作をしてきましたが、今のところ生理障害らしい問題にあたったことがないので、
僕にとって初めてのトラブルなんです。
生理障害について調べてみると、生理障害とは、
作物は、自身を取り巻く環境から様々な影響を受けます。
例えば、作物の生育に必須な要素である窒素が土壌中に不足していると、作物が黄化したり、全体の生育が悪くなるといった症状が発生します。このように、作物の生育環境の生育への不適化に応じて発生する障害を総称して「生理障害」と呼んでいます。
生理障害には大きく分けて、(1)窒素の例のように生育に必要な要素が過不足する場合(要素障害)、(2)散布した農薬によって生じる場合(薬害)、(3)日照不足や異常高温など不適な栽培環境の発生による場合(環境障害)の3つがあります。
引用元:JAcom 【今さら聞けない営農情報】第49回 作物の生理障害Ⅰ
ということで、今回のクレソンの問題は、梅雨時の高温多湿が原因の生理障害の可能性が高いと考えています。
現在の状況とクレソン栽培
クレソンはマイナー作物です。
ですので、なかなか情報が集まらないので手探りで栽培方法を探している最中です。
幸い僕とゆかりさんそれぞれクレソン栽培中の知り合いができたので、
いろいろ教えてもらったり、試行錯誤しながらクレソンを育てています。
現在、高温多湿でちょっと弱っているクレソンもありますが、
ぼちぼちクレソン収穫中なのでよろしくお願いします。
どうも大きく育ったクレソンは湿度に弱いようですが、
新芽のような成長中のクレソンは影響が少ないようです。