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クレソン畑の最近
春分の日をすぎて、百花繚乱な最近です。
いろんな花が咲いているし、虫やカエルも目にする種類が増えてきました。
すごしやすい時期になって気持ちがいいんですが、クレソンの栽培という点では少しずつ壁に当たる時期でもあります。
クレソンの葉っぱをムシャムシャ食べる虫が増えたり、クレソンが陽気に誘われて花を咲かせる時期になってきているからです。
クレソンはこんな感じで育っていますよー刈取りから再収穫までの様子
虫に食べられたり、食べるには大きくなりすぎたり、花が咲きすぎたりしたとき、
クレソンは一度刈り取って再生させています。
3月にカットして再生したところを写真で振り返ってみようと思います。
3月の上旬に掃除刈りしてリセットしたクレソンを再収穫し始めました。
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3月5日はまだ収穫していました。
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3月10日にこの畑を掃除刈りとして刈ってしまいました。
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新しい芽が出て、ある程度大きくなったので、水の流れを良くするために畑を区切りました。
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掃除刈りから19日後の様子。気温が高いので収穫も目前です。
掃除刈りから約1ヶ月経過した様子。数日前から試験的に収穫し始めていました。今日から本格的に再収穫スタートです。
長日植物またの名を短夜植物
クレソンは長日植物。これから夏至までが花の咲く時期です。
ちなみに長日植物とは、
《長日植物》
冬至から夏至までの期間は、日に日に昼の時間が長くなる(夜の時間が短くなる)頃に花をつける植物を長日植物といいます。
◆長日植物や短日植物は、どのようにしてつぼみをつくる季節を知るのでしょうか。
実は植物は昼の時間の長さ(明るい時間)ではなく、夜の時間の長さ(暗い時間)を葉で感じて反応していることがわかっています。
◆ではなぜ夜の長さから、季節の変化を知ることがよいのでしょうか。
これは夜の長さは変動がなく、安定しているからです。気温は冷夏や暖冬もあり、必ずしも安定しません。そのため季節の訪れを間違いなく知るには、夜の長さに反応するのが確実といえます。
引用元:東山動植物園HPより 「長日植物、短日植物、中性植物。わかりますか。」
日暮れがどんどん遅くなってきています。
夜が短いほどクレソンも「花を咲かさなきゃ!」と思うようです。
花や種を作る方に栄養をやらないように、今日紹介したようにクレソンを刈り取って、再生させて出荷を続けようとしている今日この頃です。
まとめ
クレソンの1か月を写真で追っかけてみました。
3月上旬はマフラー巻いてるくらい寒かったのに、ここ数日はシャツ一枚でも暑いくらい…
季節が進むのも早いですし、何より寒暖差が激しくて体調をくずしてしまいそうです。
今日のブログをご覧のあなたもご自愛くださいませ。
本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました
今日があなたにとって素敵な一日となりますよう心から願っています☆