ジャンボタニシ
田植えが終わったと思ったら、さっそくジャンボタニシがあらわれました。
対策せねば(゚д゚)!
去年のジャンボタニシ被害から、コツコツとジャンボタニシについて調べたり対策をしたりしてきたので、
ここまでわかってきたことをまとめておこうと思います。
対策について
ジャンボタニシの対策については、農林水産省でも特集されています。
こちらの「防除対策マニュアル(スクミリンゴガイ防除対策マニュアル(移植水稲))」とても参考になります。
ベースの対策はコチラのマニュアルとしたうえで、ジャンボタニシ退治をイロイロしてみて思うことは、
●意外と効果が高い手でジャンボタニシを捕まえて駆除すること。
●卵のうちに退治できるとOKだけれど、忘れて孵化させると驚きの数になってしまう。
●大量ジャンボタニシが増えたら殺虫剤で。定番のツバキ油粕は使いこなすのが難しいし、「農薬取締法で禁止されている。」ようです。
実際にやってみて
●つかまえてやっつける(捕殺)
広い面積には向かないけれど、ジャンボタニシがよく目につくなーという時はやってみるべきと思います。確実にジャンボタニシの数を減らせます。足で踏んづけて殻を破っても死にますが、消石灰を水に溶いた消石灰乳剤(水10lに紙コップ1杯の消石灰)を使うと楽に駆除できます。石灰についてはコチラ(石灰消毒を活用しましょう – 東京都産業労働局)を参考に。駆除した後の処分方法は以下の通り。
〇 貝の処分
引用元:農林水産省防除対策マニュアル(スクミリンゴガイ防除対策マニュアル(移植水稲))
一般的には、焼却又は埋却する。
可燃ごみとして処分する際は、十分乾燥させてから袋に入れる、あるいは、ビニール袋で
二重に梱包するなどの処置をする。
土中に埋める場合は、適正な場所を選び、十分な深さをとる。
●薬での対処法(薬剤散布)
油断するとあっという間に増えてしまうジャンボタニシ。いっぱいいるなーという時はジャンボタニシ用の殺虫剤を使うと効果的です。ちょっと高いけど、ほっとくと全部食べられてしまうので使ってしまいましょう。
今日さっそく「スクミノン」を田んぼへと散布してきました。
まとめ
あらためてスクミリンゴガイ対策マニュアルを読み直してみると、
田植え後3週間は水田の水を1~3cm程度に落としておくと被害を減らす効果が高いという
方法に目がいきました。
ついつい雑草が生えるのが嫌だなーと水を大目に張っていたので、
明日からさっそく田んぼの水深を下げようと思ったヒロアキでした。