いまは一年で一番昼間がながい一週間
一日が長く感じる時期になりました。
先日6月21日は今年の夏至でした。
九州では20時前後まで薄明るいままなので、
田植えが捗ります。
写真は曇りの中、お日さまが沈む瞬間だけ日が射した瞬間でした。
写真でうまく映すのは難しい(; ・`д・´)
栄養成長へと移ったクレソン
6月に入るとクレソンは、花を咲かせる生殖成長から自身の身体を成長させる栄養成長へとスイッチが変わったようです。
気温が高くなり成長するのに時間がかかっていますが、
少しずつ成長を続けています。
サイズ的には小さいとはいえ、下の写真をご覧のように花がつかなくなっています。
長日植物という名前ですが、一番日が長い時期に花が咲くわけではないんですね。
不思議だなーと思っています。
キーは温度
夏至の時期ではなく、春に花を咲かせる植物が多い理由は”条件を満たすから”だそうです。
理由を引用します。
花を咲かせるためには多くの栄養が必要であり、いくつもの条件を満たさないと、さくことができません。その条件を、多くの植物が、一度に満たすことができるのが、春ということになります。
引用元:広島市 森づくりコミュニティネット なぜ春に咲く花が多いのか
人間が過ごしやすいと感じる時期は、
植物も動物もみんな過ごしやすいということですね。
そんな植物が春を認識するのは”温度”をみているそうです。
温度で支配!!
開花時期が決まっているのは、実は温度によって支配されているからなのです。たとえば、春の代表的な花チューリップは、日本では4月~5月の限られた時期が開花期とされています。開花時期が終わった後のチューリップの球根は、8月初めにはすでに翌年咲くための用意をしています。これは花芽と呼ばれていますが、球根の中で来春咲く花や茎、葉のすべてが揃った状態になっているのです。
引用元:東京農業大学 知的好奇心へのアドベンチャー VOL.27花咲かじいさんは煙を使った?
しかし、これらの花芽ができていても、冬の低温という刺激を受けて休眠が破られなければ、開花しません。低温に関係なく暖かくなれば早く咲くニホンズイセンのような例外を除けば、ほとんどの春の花が、この冬の低温刺激を必要としています。
桜なんかが有名な話だと思います。
例えば、熊本よりも南の鹿児島の方が桜の開花が遅い理由は、
冬の寒さが熊本の方が厳しいからだそうです。
まとめ
雨が降りそうで降らないここ最近の日々。
天気予報を注意して聞いていますが、
3日先くらいの天気予報から雨が降るかどうかわからないと白旗を上げていました。
梅雨の時期は天気予報の的中率も下がりますね。
来週は雨予報も、高温が予想されています。
クレソンの苦手な高温多湿な時期に入るので、
無事に乗り越えて欲しいなーと祈っているヒロアキでした。