七花ファームダイアリー

~食で健康を 心に栄養を~

「クレソン栽培ストーリー」の記事一覧

水温が語る自然の力

12月の寒さが九州山地のクレソン畑に忍び寄り、水面には薄氷が張り始めています。2024年の異例の高温を乗り越えても、自然は確実に冬の足音を響かせています。熊本では標高の高さが季節の進みを早め、クレソン畑の水温も冷たさを感じるほどになりました。それでも、凍てつくような寒さではなく、生命力を見守る余地は残っています。 一方、熊本の平地にある七花ファームのクレソンは絶好調です。11月には渡りカモに泣かされましたが、対策が功を奏し、定植をやり直した苗たちは元気に育っています。久住から持ち込んだ苗も、まるで温泉のような水温のおかげで驚くほど活き活きしています。特に印象的なのは、暖かい水温にゲンゴロウが動き回る姿を見つけたこと。冬場でも生物たちの活動を目の当たりにすると、自然の力強さに胸が踊ります。 水温の違いは、単なる気温の差ではなく、水源の深さが関係しているようです。久住の水源が浅いおかげで中性で冷たい水が湧く一方、熊本では深い水源から温かくアルカリ性の水が湧いています。この地理と水質の違いが、クレソンにとっての最適な条件を作り出しているのでしょう。

プログラミング練習記:15日目の挑戦とカモ対策の日々

少し間が空いたけど、プログラミング練習は続行中。基礎に立ち返りつつ、「東京大学のデータサイエンティスト育成講座」の本と格闘し、ついにウェブからデータをダウンロードするまで進んだ。でも、リンク切れやZIPファイルの展開でつまづき、最後は手動で解決。小さな成功を味わった日。 一方、熊本のクレソン畑ではカモとの戦いが続く。例年よりひどい被害を受けたけど、暖かい水とテグスの力で再び復活の兆し。成長するクレソンを眺めながら、「負けるもんか」と奮闘する日々だ。

渡り鳥カモの襲撃!テグスで守るクレソンの今

今朝、クレソン畑の見回り中に、どこか異変を感じてよくよく見てみると、奥の方のクレソンがごっそり消えていました。近づいて確認すると、葉っぱが無残にかじられていて、どうやら今年もまた渡りのカモがやってきている様子です。過去にも食害に悩まされた相手だけに、油断が悔やまれます。 今年は特に被害範囲が広く、すぐに対策が必要と判断しました。そこで、熊本市の鳥獣害対策室から聞いたカモ除け用のテグスを試してみることに。農研機構の「畑作テグスくん」手法を参考に、1メートル間隔で高さ1メートルに張り巡らせ、銀色の反射テープも使って、カモに「居心地の悪さ」を感じてもらおうという作戦です。明日からの雨を考えながら、引き続き設置を進め、今年も美味しいクレソンを守れることを願うばかりです。

熊本クレソン栽培レポート10月後半霜降の頃

季節が霜降に入り、朝晩は少し肌寒さを感じるようになってきました。昼間はまだ暖かさが残るものの、秋がしっかりと深まってきています。 熊本のクレソン畑でも、10月中旬に植えたクレソンが2週間で大きく成長しました。水の流れが良い場所では、すでにクレソンが立ち上がり、新芽が次々に顔を出している姿も見られます。水源の近さで生育が違うのも興味深く、秋の進むクレソン畑の変化を楽しんでいます。

クレソンの近況と英語の「ポニーテール」や「ピッグテール」についての豆知識

まだ残暑が続く熊本では、秋が来たとは言い難い。とはいえ、稲が色づき、空の高い雲が「天高く馬肥ゆる秋」を感じさせる。そして、久住のクレソン畑では、早朝の涼しさがその成長を後押ししている。一方、脱線した話題では、英語の「ポニーテール」や「ピッグテール」についての豆知識が登場。ツインテールの髪型が日本のアニメ文化から世界に広がる様子を見て、言葉の面白さを改めて感じた。

熊本から九州山地へ、夏を越えるクレソンの物語

この夏、まさに「地球沸騰化」を肌で感じました。国連事務総長の言葉にあった「呼吸ができないほどの空気。耐えがたい高温。」は、私たちの日常そのもの。今年の夏も、あちこちで猛暑の被害が拡大し、まさに人類の責任が問われています。 そんな中、九州の山地で挑んだ夏クレソン栽培は、2年目に突入。想定外の猛暑に苦戦しながらも、どうにか枯らさず育てることができました。9月も終わりが近づく中、九州山地のクレソンは、鮮やかな葉と立派な茎を見せ、これからの成長に期待が高まります。

久住の高原クレソン栽培ストーリー ⑧~季節の変わり目~

こんばんは 毎日の暑さにまいってしまうユカリです(;^_^A この暑さはまだまだ続きそうで、困ってしまいます… ふたたび、大分県久住へクレソン栽培に行ってきました トンネルの先には 国道57号北側復旧道路にあるトンネル […]