音から言葉へ:新しい言語の世界への挑戦

ゆるーく勉強?しています

最近細々と中国語の勉強らしきものをしております。

勉強らしきものと表現したのは、

傍から見ると勉強というにはクエスチョンマークが付くような方法だからです。

やっているのは、中国語のドラマを日本語字幕で見ながら単語帳をペラペラめくっているだけだから。

嘘だと思われるでしょうが、

英語を勉強していたときに、アメリカのドラマにはまって見続けたいたら、

自分が思っていた以上に英語が上達していたことにビックリした経験があります。

ちなみにこのやり方では、テストの点数は取れませんでした。

日常会話の練習向けですね。

「辛苦了(Xīnkǔle)」が聞き取れた!

以上のような感じで、ゆるーく中国語の勉強と思いながら中国ドラマを見ていて、

ついに一つのフレーズを聞き取ることに成功しました。

それが「辛苦了(Xīnkǔle)」です。

小さな成功ですが、個人的にはガッツポーズをするくらい嬉しいかったです。

何歳になっても、子どもと同じようなやり方で新しい言語を習得をすることは可能

音で言語を学ぶ、ということは科学的にも正しいそうで、

先日ラジオで耳にしたお話しが新聞でも記事として取り上げてありました。

引用します。

 第3、第4言語を習得する際に使われる脳の部位を特定したと、東京大などのチームが発表した。母語の習得に関わるのと同じ部位が活動していたといい、チームは「何歳になっても、子どもと同じようなやり方で新しい言語を習得をすることは可能だと示された」と語る。大人が外国語を学ぶ上でのヒントにもなるかもしれない。

実験では、生まれた子どもが自然に言葉を覚える「自然習得」に近い状況を再現した。文法のルールは教えず、複雑な構造の文章を繰り返し聞かせた後、文法的に正しいか間違っているかを画面に示した。その後、示した文章の文法的な正誤を答えるテストを実施。数日間かけて学習とテストを繰り返しながら、脳のどの部位が活動しているかをMRIで測定した。
 その結果、カザフ語の理解が進むにつれて、脳の「左下前頭回の背側部」が活発になっていることが分かった。この部位は、これまでの研究で母語や第2言語の取得にも関わることが分かっており、「文法中枢」とも呼ばれる。

 言語学では、言語を自然に習得できるのは、一定の年齢(臨界期)までだという仮説がある。だが、今回の結果は、大人であっても、母語と同じメカニズムで新たな言語を取得できる可能性を示している。酒井邦嘉教授(言語脳科学)は「臨界期仮説は正しくないことが示された。ヒトの脳には、聞いた言葉から規則性を見いだす機能が備わっており、新たな言語を学ぶ際は、文字や文法から入るのではなく、音に繰り返し触れることが大切だ」と指摘する。

引用元:朝日新聞デジタル(ぶらっとラボ)語学習得、何歳からでも
及び、東京大学 大学院総合文化研究科相関基礎科学系 酒井研究室 【新聞・雑誌記事】新言語の文法習得を担当 東大など脳部位特定.科学新聞

ラジオでは、ただ聞き流すだけでは効果が薄いそうで、

きちんと聞き取って意味がわかることが大事だと話されていました。

実際アメリカに農業留学をして、

英語でニュースをはじめて聞き取れた「michael jackson is gone.」とか、

テイラースイフトの曲で聞き取れた「real」とか、

英語が”音”から”言葉”として聞き取れたときは忘れませんね。

今後もゆるーく、しかし途切れずに続けていこうと思っています。

まとめ

最近、中国語を勉強しているが、やり方は独特。

単語帳をめくりつつ中国ドラマを見る。

この方法で英語を学んだ経験あり。

テストではダメだが、日常会話の練習には有効。

最近は「辛苦了(Xīnkǔle)」というフレーズを聞き取れた。

脳の部位を使った言語学習の研究も興味深い。

音で言語を学ぶのが効果的だと証明されたらしい。

英語の聞き取り能力は農業留学で鍛えた経験あり。

今後もこのやり方で中国語を学んでいく予定。