僕の記憶で一番強い台風は1991年の「リンゴ台風」です。今回はそれを越えるかもしれないと言われている台風10号が来ています。
台風10号来ています(>_<)
台風10号が九州に近づいてきていますね。
勢力だけでいえば過去20年で経験のないレベルになりそうということで、
厳重に警戒しているところです。
農業的台風対策
というわけで、台風の前の準備準備!
農業的な台風対策として今回やったことは、
- 全てのハウスのビニールをはがす
- 灌水チューブその他飛びそうなものをしまう
以上2つになります。
言葉にすると簡単ですけど、ビニールをはがすとふだんしない作業なこともあって身体にこたえるんですよね(;一_一)
あとは収穫できるサイズのねぎを収穫して冷蔵庫で保存するという作業が残っているくらいでしょうか。
それから、クレソンの方の対策はとても簡単にすみました。
- なるべく水が深くなるようにして、川から用水路の入水口を閉める
なるべく深めの水が風の影響を受けなくするのでいいそうです。
クレソンの方の影響はなさそうだと考えているんですけどね。
野菜によって変わる台風から受ける被害
ハウスで野菜を作っていると、
基本的に台風が直撃 → ビニールをはがす
という対策になるんです。
でも、育てている野菜によって「ビニールをはがす」の意味も変わってくるんです。
僕の育てている小ねぎのような葉野菜は、1年に何回も種を播く野菜なので、ビニールをはがして台風の影響があっても半月から1ヶ月程度で台風の被害はおさまってきます。なぜなら収穫直前の野菜は被害を受けるけれど、その次に播種した分の野菜が育ってくるから。
葉野菜と比べると、トマトやナスのような実物と言われる実を食べる野菜は「ビニールをはがす」影響が大きいそうです。例えばトマトなんかはビニールをはがして台風の影響を受けたらそのシーズンは絶望的になるそうです。たまに台風の映像でビニールハウスが破れてるのを見ますけど、壊れるの覚悟でビニール残している場合もあるようですね。
台風とケンカしないで、逃げましょう
最近の「台風は対策できる災害」というTVのフレーズはあまり好きではありませんが、「備えあれば憂いなし」ということでしっかり対策しておきましょう。
風速50m以上の風でどう対応すればいいんだよ(; ・`д・´)
と思います。
少し前のツイートですけど、台風の備えがよくまとめてあるので引用します。
台風とはケンカしないでさっさと逃げましょう。