猛暑…
6月ながら熱波到来。
今日も雲ひとつない青空です。
キレイを通り越して、あまりの気温上昇にちょっと怖いと思ってしまうヒロアキです。
明日がここ数日の熱波のピークのようです。
熊本の予想最高気温が38℃Σ(・ω・ノ)ノ!
体温越えの危険な温度になりそうです。
太陽熱土壌消毒にはおすすめの環境
せめてこの熱波をポジティブにとらえるならば、
太陽熱土壌消毒をおこなうには良い時期というところでしょうか。。。
せっかくの機会なのでやり方を復習です。
太陽熱土壌消毒の手順
まず畑を耕うんする。その際、収穫残渣はできるだけていねに圃場から持ち出し処分をしておく。耕うん後に、できるだけ広幅(5メートルなど)のポリまたは古ビニールでマルチをする。幅が広い方が作業効率が良い。また、地温もマルチの周辺部に比べ中央部の方が上層しやすいので、広幅の方が有利である。稲わら、石灰窒素などを使用する場合は、すきこんだ後被膜をする。
被膜時の土壌水分は60%程度のやや湿り気味(握って形が崩れない程度)とする。この程度の水分状態であれば、蓄熱効果を高めることができる。極端に乾燥している場合は降雨を待つか、潅水してから被膜をおこなった方が効果は安定する。
被膜開始時期は、梅雨明けを目標とする。梅雨明けから10日間程度葉好転が続くので、この期間を利用して地温を一気に上げる。遅くとも8月初めには被膜を開始するのがポイントである。被膜期間は30日を原則とする。
引用元:農文協 ネギ大辞典 228頁
気温が高すぎる夏は植物も発芽がうまくいかない時期です。
想定よりも早い梅雨明けと猛暑となっている今年。
無理して種を播く前に土壌消毒をおこなうのもいいかも。
田んぼとクレソン畑の違い
さてさて、そんな暑い日中にハウスへと入るのは身体に毒なので、
田植えを終えた後の田んぼへさし苗をここ数日集中して行っています。
田んぼに入って植えそこなった場所や田植え機で植えられなかった四隅へ手で稲を植えています。
ゴム製の田植え靴を履いて田んぼへ入っていくんですが、
同じ水を張って育てるクレソン畑と稲の水田では環境がまるっきり違います。
クレソン畑は流す水の量も多く水深も深いので温度は低めで常に流れています。
一方田んぼは水を流すというよりも貯めているので水温は30℃を越えている高温です。
環境としては稲の方が厳しい環境と思うのですが、
ここから3か月ほどで1m近くの草丈まで育つ稲は、やっぱり強い生き物だなーと感じます。
まとめ
高温の時期を利用する太陽熱土壌消毒について今日は調べてみました。
土壌消毒とは、
「太陽熱消毒」土壌に十分な水分を入れ、ビニールなどで被覆して太陽光を当て、土壌の温度を上昇させることで、
引用元:野菜 学年末考査対策プリント
中にいる土壌病害虫を死滅させる方法である。
という土壌の消毒方法です。
季節をうまく取り入れていきたいですね。