ジャンボタニシの天敵?
最近の不思議なこと。
それは、クレソン畑の畔に落ちているジャンボタニシの抜け殻。
脱皮なんかしないよね?
何かジャンボタニシを食べているやつがいるのかな???
田植えの準備はじまりました
4月に入って、
田んぼを耕やしたり、
井手の掃除(用水路にたまった泥やゴミや草をとって水がスムーズに流れるようにする)をしたりと少しずつお米の準備が始まっています。
気温の上昇や季節の作業でもうすぐ田植えかなーと考えている今日この頃なんですが、
田植えが近づくとジャンボタニシのことが頭によぎるんですよね(・へ・)
田植えの後に問題になるジャンボタニシなんですが、すでにクレソン畑で活発に活動中なんです。
ジャンボタニシ
ご存知ですよね?
タニシじゃないのにタニシと呼ばれる、ショッキングピンクのタマゴが目立つスクミリンゴガイのことです。
すでに活発に活動している理由は、クレソン畑に引いている水の水温が高いから。
2月も3月も4月も、ずっと水温が15℃くらいで一定だったので、2月くらいからちらほらと赤いタマゴを目にしていました。
困ったなー、ジャンボタニシはクレソン食べるんだよなー
と困っていましたが、最近畔を歩いているとジャンボタニシの殻がそこかしこに散らばっているんですよね。
なんでかなー
と思いながら収穫したりクレソンの様子を見たりと畑をうろついていると、
小柄なカラスがスーっとやってきてクレソン畑の中から何かを咥えて畔にほうでモゾモゾ動いていたんです。
その時気づきました。
カラスがジャンボタニシを食べてるのかなって。
カラスはジャンボタニシを食べるのか?
カラスは警戒心が強いので、となりに行ってジャンボタニシ食べてるのか見ることはできないんですよね。逃げちゃうから。
ということで、カラスはジャンボタニシを食べるのか?
という疑問について調べてみました。
知り合いの方に伺ったところ、カラスが食べている目撃情報を教えていただきました。
またググると九州沖縄農業研究センターの記事で「スクミリンゴガイを食べるカラス」という記事を発見しました。
最近、私が住んでいる熊本市近郊では水稲収穫後の水田に集団でカラスが舞い降りている風景をよく見かけます。近づくとすぐに飛び立つ ので、はじめは何をしているのかわかりませんでした。よく見るとしきりに何かを食べています。飛び立ったあとを調べると、スクミリンゴガイの貝殻が散乱し ています。
引用元:九州沖縄農業研究センター「スクミリンゴガイを食べるカラス」
カラス、ジャンボタニシを食べていますね!
まとめ
こんなにジャンボタニシが問題になっていて、
その天敵としてカラスがいるのに話題になっていないんでしょうか。カラスがジャンボタニシを食べるなんて聞いたことがなかったんですよ。
いろいろ調べてみて思ったのは、ジャンボタニシが問題となる時期にカラスは食べることが無いからなんじゃないでしょうか。
田植えした田んぼは柔らかすぎてカラスは近寄らないし、田植え後の田んぼの水深はけっこう深いからジャンボタニシを捕まえられないんでしょうね。そしてある程度稲が大きくなると今度はカラスが田んぼの中に入れなくなるし。
どうにかやってカラスがジャンボタニシをもっと食べてくれるといいんですけどね。秋や冬場に食べるように誘導できると良いのかな?
うまくカラスに協力してもらえるよう考えてみたいと思います。