小ねぎの永遠のライバル

It’s GONE.

ひともじは行ってしまいました(・へ・)

春の永遠のライバル

今日は天気が下り坂で、気圧が下がっているからか軽く頭痛がしています、ひろあきです。

雨が降るな降ればいいのにー(○°ε°○) ブー

個人的に小ねぎの永遠のライバルだと思ってます、ひともじの時期も過ぎ去ろうとしていますね。

ヒトモジ(分葱)について

本日はよろしくないお天気模様なので、今日は種まき計画を練っております。

なぜ今の時期に種まきの計画を立てるかと言いますと、

●小ねぎの需要が夏に多いこと、

●3月4月はヒトモジ(分葱)と出荷時期が重なって出荷が想像通りにいかないこと

という理由があるからです。

と言うわけで、今日は小ねぎの永遠のライバル(と勝手に思っている)ヒトモジ(分葱)についてです。

分葱についてグーグルで調べると次のように教えてくれます。

ワケギとは、タマネギに似た球根性多年草であり、野菜として食用とされる。しかし、タマネギが花を付ける位置に珠芽を付ける。葉や茎はネギよりしなやかで、地下部は赤褐色に肥大して鱗茎をなしている。

引用元:wikipedia 分葱

ちょっとわかりにくいですね。

ヒトモジ(分葱)とネギとの一番の違いはコチラです。

ワケギはネギとタマネギの雑種第1代で、種子は完全に不稔である。このため繁殖は成熟した鱗茎でおこなう。

引用元:ネギ大辞典 分葱 種球要請栽培 639頁

そう、ヒトモジ(分葱)の特徴はハーフであることと、種ができないこと、なんです。

ちなみに不稔とは、種ができないという意味だそうです。

もう少し詳しく…

ヒトモジ(分葱)の使われ方は、

ネギの端境期(抽苔期)にネギ同様に用いられ、質柔らかく食味の優れたものであるから家庭用野菜としても多く栽培される。

引用元:ネギ大辞典 分葱 ワケギの原産、来歴、利用と生産 609頁

ということで、春にネギがネギ坊主をつけて食べれなくなる時期に食べられる野菜、家庭菜園の昔からの定番と言ったところでしょうか。

栽培は関西以西の暖地が中心のようです。これは、この地意義がいずれも温暖地であるため、冬も発育伸長を停止することの少ない、(栽培するのに)恵まれた地域であるためです。

wikipediaでも、分葱の方言名があるのは熊本・大分・南九州・沖縄となっています。これは栽培しやすい地域で昔から作られていたからでしょう。

まとめ

まとめにかえて、分葱についてまとめてあるページを引用しておきます。

分葱について解説

【生態】
ユリ科。アビシニア、ギリシャ、シベリア、アルタイなどと原産地は諸説ある。中国では唐代の薬学書『新修本草』( 659年。『唐本草』ともいわれる)に記載があり、日本でも『和名類聚抄』(934年ごろ)に冬葱、凍葱の名で記されている。古くは葉ねぎの変種と思われていたが、分蘖(ぶんけつ=根に近い茎の関節から枝分かれすること)性のねぎと分球性の玉ねぎ(エシャロット)の雑種。ねぎと違って種子を結ばず、葉が枯れて地下部の赤褐色の肥大した鱗茎の根元に小球ができる。それを掘り上げて貯蔵し、植えつける。
【栽培】
温暖な気候の瀬戸内地方や九州各地で自家菜園用として早くから定着し、現在出荷量が多いのは広島県尾道市周辺。品種分化はあまり見られず、早生種と晩生種があるだけで、早生種は秋〜春採り、晩生種は夏〜初秋採りに適している。
【食べ方・調理法】
葉は細く円筒形で濃緑色をし、ねぎよりやわらかく、特有の香りと風味がある。ふぐ料理の香味や薬味、ぬた、和え物、汁の実として使われる。
【時期】
かつては晩秋と3〜5月が出回りの中心だったが、現在は通年出荷され、量的に多いのは2〜7月と11〜12月。
【その他】
東日本でわけぎと呼んでいるものは分けねぎで、株分かれしやすい葉ねぎの一品種。関西のわけぎより葉が太く大きく、春になっても生育を続け、球は作らず葉も枯れない。ちなみに分けねぎの若どりをあさつき、さらに若いものを芽ねぎという。

◇栄養成分 カロチン、ビタミンCは葉ねぎより豊富で、カルシウムなどのミネラルや糖類も含む。カロチンは体内でビタミンAにかわって細菌に対する抵抗力を高め、ビタミンCは疲労回復や風邪の予防に有効。独特の香りはにんにくやにらと同様、硫化アリルで、体内に長くとどまり、ビタミンB1が吸収されやすいように働く。

◇選び方 葉の緑色が濃くあざやかで、つやがあり、ぴんとしているものにする。
◇扱い方 傷みやすいので湿らせた新聞紙できっちり包み、冷蔵庫で保管する。

引用元:e-gohan わけぎ

え、わけぎとわけねぎって違いもあるのΣ(ОД○*)

ねぎ系の名前は複雑ですねー