定植したクレソンが順調に成長しています。
定植から約10日間経過したクレソンの状況について報告します。
こちらが定植直後のクレソンの様子。
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こちらが定植~約10日程たった状況です。
小さなクレソンの芽がたくさんたってきて、
根っこもしっかり張っていて、
順調に成長しています。
なぜなぜ?どうして?物価高の理由
さてさて、最近いろいろとモノの値段が上がっていますね。
農業界でも、やれ肥料が去年の倍の価格になっただの、
ビニールの値段がエグいくらい上がっているだの、
物価高が大変!という話が農家同士集まったときのお決まりの話題となっています。
普段の生活でも、
スーパーに買い物に行っても、なんでも値段が上がっているなーと実感する今日この頃です。
そんななかで、ゆかりさんと雑談していますと唐突にこんなことを聞かれました。
どうしてこんなに物価上がってるの?
聞かれたときは、「えー、なんでだろうね?」
と話を濁していましたが、
昨日今日とヒザを休めるため少し時間ができたので、
少し調べてみました。
通商白書によりますと…
通商白書の2023年版が公開されていたので、
パラパラとチェックしているとインフレの理由について説明してありました。
インフレの理由はズバリ、
ことが原因だそうです。
詳細は是非通商白書に目を通してほしいのですが、
少し詳しく見ると、
物価高の結論だけ抜き出すとしたの表のとおり3つあるそうです。
まず表の一番上、「コモディティ価格の上昇」という要因について。各々引用します。
世界的なコモディティ価格の上昇はコロナ禍においても生じていたが、ロシアによるウクライナ侵略が拍車をかけており、食品やエネルギー価格のさらなる高騰を招いている。また、各国政府は、食品やエネルギー価格高騰の影響を最も受ける低所得者層向けの重点的な物価高騰対策を行っており、詳細は後述する。
引用元:通商白書2023 第Ⅰ部 第1章 減速感を強める世界経済 第3節 高まるインフレ圧力
コロナ禍の影響とロシアによるウクライナ侵攻の影響で食品やエネルギー価格が上がったこと。
次に、需給のひっ迫のうち、特に需要の増加については、コロナ禍での大規模な財政支援や行動制限緩和を受けた繰越需要によって生じている。また、コロナ禍当初における大幅な利下げや、通貨供給量の増加といった金融緩和が需要超過を招いている。これらへの対応としては2022年から各国中央銀行によって積極的に進められている利上げや通貨供給量削減といった金融引締めがある。各国における金融引締めの対応やその影響については次項で詳述する。
引用元:通商白書2023 第Ⅰ部 第1章 減速感を強める世界経済 第3節 高まるインフレ圧力
次に「需要の増加」という要因は、
コロナ対策で世界中お金ジャブジャブになったこと。
+
その影響で金利が上がったこと。
最後の「需給のひっ迫のうち供給サイド」で起こっている要因は、
さらに、需給ひっ迫のうち、供給サイドをみると、労働力不足を背景とした供給量不足が生じている。また、労働力不足は賃金上昇圧力となるため、インフレの長期化を左右する重要な要因となっている。中長期的なインフレ抑制における供給力強化の重要性については次章で詳述する。
引用元:通商白書2023 第Ⅰ部 第1章 減速感を強める世界経済 第3節 高まるインフレ圧力
コロナ禍で人を減らしすぎたことによる労働力不足が解消されていないこと。
以上のような要因が重なって、
上がり気味だった食品やエネルギーの価格が高止まり
我々の生活を圧迫しているということのようです。
以上、ゆかりさんの質問に答えられたような気がしているヒロアキでした。
まとめ
いくらでもいいから商品持ってこーい!って人と、
いくらでもいいから働いてくれー!って人が世界中にいるんだろうなー
と今日の調べものをしながら感じました。
クレソンはもうすぐ熊本でも収穫できそうですので、
クレソン欲しい人はもう少しお待ちを!