最近の畑事情
最近は畑が切り替わりの時期で、どちらかというと発芽している野菜が多いです。
12月の初旬が思ったよりも寒かったので、芽が出た野菜の生育が心配でしたが、
今週は日中はポカポカ陽気で過ごしやすい気温になって発育も順調に進んでいます。
はてさて、今年はラニーニャ現象の影響で寒くなるのか、
それとも偏西風が動いて暖かくなるのか、
どっちでしょうねー(;一_一)
ひっぱりくんでネギを定植
寒くなる前にねぎの定植をしてきました。
最初に露地に九条ネギを植えた時は、一本ずつ手で植えました。
1日では終わらない作業量になって、数日がかりの定植作業になりました。
でもペーパーポットで苗を育てて
ひっぱりくんで定植すると、
同じ面積でも半分の作業量になるので
大助かりです。
ペーパーポットとは
そんな便利なひっぱりくん&ペーパーポット栽培。
正式名称は、連結紙筒苗移植栽培と言うそうです。
改めてどんな栽培方法なのかおさらいしてみました。
連結紙筒移植栽培は、ポット育苗による小苗定植技術をさらに省力・軽労化するために開発された。この技術は、キャベツの全自動移植機の育苗用として開発された連結紙筒(商品名:チェーンポッド、日本甜菜製糖)をもとに周辺機材を考案・実用化し、根深ネギの省力移植技術として確立されたものである。
その特徴は次の通りである。専用の連結紙筒(チェーンポット,規格:CP-303)と水稲用育苗箱を使って40‐60日育苗した草丈15‐20㎝程度の小苗を、トレイのまま圃場に持ち込む。これを専用の移植機(商品名:ひっぱりくん)で、ポットのついたまま直接移植する。そのため、労力のかかる苗とり作業が省略できる。
引用元:農文教 ネギ大事典 107頁
キャベツの移植機の育苗用がペーパーポットの元祖だったとは知りませんでした(゚д゚)!
商品に歴史ありですね。
まとめ
今日はペーパーポットの正式名称が”連結紙筒移植栽培”という名前だと知りました。
勉強になったなー(; ・`д・´)
●ペーパーポット育苗は、キャベツの全自動移植機の育苗用として開発された連結紙筒(商品名:チェーンポッド、日本甜菜製糖)をもとに周辺機材を考案・実用化し、根深ネギの省力移植技術として確立されたものである。
●その特徴は、小苗をポットのついたまま直接移植する。そのため、労力のかかる苗とり作業が省略できる。