クレソンの名前と出身など

あなたはどうしてクレソンなの? 

クレソンとは?あらためて調べてみました。

今年の7月は、思うようにクレソンが育たなかったのです。

雨が多くて日照不足が原因?

5月に花が咲き誇って株が弱ったから?

んー(;´・ω・)

わからないことが多いです。

そこで、クレソンについて改めて調べてみようと思いました。

ねぎと同じ葉物野菜なので、まずは育てているクレソンの品質を上げなければ出荷量も美味しさも改善できないと、これまでのねぎでの経験から心を入れ替えようと思ったんです。

もともと去年の9月まではクレソン自体名前も聞いたことがあるかないか、ぐらいの知識だったので、もう少し知りたいなと思ったのがきっかけです。思い立ったが吉日ですよね(*^▽^*)

名前。学名、英名、別名。

まずは名前から、

クレソン。学名は Nasturtium officinale

解説を探してみると、このような意味だそうです。

学名の属名、ナスタチウムNasturtiumはラテン語で鼻がねじれるとの意味があり、種名のofficinaleは薬とする意味があり、古くから薬用植物として知られていたものです。

引用元:二階堂先生の「食べ物は薬」 オランダガラシ(クレソン) - 茎葉や種子は辛味性健胃薬

英名は Water cress 、和名はオランダガラシ、ミズガラシ、うちの地元ではタイショウゼリと呼ばれています。

ちなみに、クレソンはアブラナ科の植物で、セリはセリ科なので、タイショウゼリは名は体を表してないんですねー

育て方は似てるけど。

クレソンさん、ところでご出身は?

ヨーロッパからアジア、ロシアにかけての地域の原産とされ、ヨーロッパ各地や西アジアに野生の状態で分布しています。生存力が強く、現在では世界各地に帰化植物として自生しています。

ヨーロッパでは古くから野生植物が食用にされてきましたが、フランスでは14世紀、ドイツでは17世紀から栽培がはじめられたと言われています。ヨーロッパ人によってアメリカをはじめ世界各地へもたらされ、現在では世界的に栽培、利用されています。

どうやって使うの? 用途・利用法

特有の香りと辛味を楽しむ野菜で、主に茎葉部を生食する。

肉料理にサッパリとした味がよく合うので、ビーフステーキなどのつまみ野菜として用いられる場合が多いです。最近ではその他にも野菜サラダに入れたり、簡単に油でいためてドレッシングをかけて食べたりもします。

また、和食用にはセリのようにおひたしやゴマ和え、てんぷら、漬物、みそ汁の実などに使われます。

まとめ

「ヨーロッパ人によって各地にもたらされた」とありますが、

美味しいし、繁殖力強いし、各地に持っていく気持ちもわかる気がします。

無人島に持ってくならクレソンは外せないですよ。

川に漬けとけば勝手に増えてくれて、美味しいんだもん。

今日のところはここまでで、またの機会にクレソンについて書きたいと思います。

参考文献:農業技術大系 第11巻 特産野菜・地方品種