イベントご報告
無事にイベント終わりました。
参加していただいた皆様ありがとうございました。
青空のしたでピアノを弾くのは人生初体験でした。
思ったよりも気温が下がっていたからか、
久しぶりの人前での演奏で緊張したからか、
指が思ったように動かず、ミスしてしまう場面も多かったのが心残りです。
森の中で聞くピアノが素敵でしたという感想いただけて嬉しかったです。
焚火も、
焼き芋も、
焼きマシュマロも、
うまくいって幸せな一日でした。
またやりたいなーと思っております。
クレソンについて
イベント当日はバタバタしてしまい、
クレソン畑を紹介できなかったのでブログで紹介させてください。
これがクレソンです✨
水田に水を張って育てている水生植物なんです。
アブラナ科の野菜なんですよー
水生植物とは
田んぼが当たり前の日本人からすると
水を張って育てる植物は違和感を感じないかもしれませんが、
たくさんの野菜となる植物がある中で、
水生植物はレンコンやセリや水稲ぐらいが
一般的に名前が知られているものなのではないでしょうか。
水の中で育つことのできる植物は実は少なくて、
”特別な構造”を持つ根を持っていなくては
水の中で生きていけないのです(゚д゚)!
どういうことなのでしょうか?
引用します。
水場や水中で育つ植物のからだはどんな作りになっているのか?
引用元:講談社 日本植物生理学会(編)植木屋さんも知らないたくましいその生き方
根のいちばん外側は表皮で覆われ、その内側に皮層があります。皮層の細胞と細胞の間にはすき間(細胞間隙)が多く、根の呼吸のためのガス交換に役立っています。植物が生育するには、根が成長して養分(窒素やリンなどの栄養塩)を取り込んでいかなくてはなりません。そのためには、根がいかに呼吸できるかということが重要です。
通常の土壌では、土の微粒子のあいだに十分な空気があるため、根は呼吸を続けることができます。しかし粘土質の土壌や水中では、土の微粒子のあいだに空気が乏しく、酸素の拡散が極端に遅いため、根に十分な酸素を供給することがむずかしくなります。そこで水中や水辺で育つ植物は、根の呼吸のための特別な構造を持っています。
例えばマングローブ林に多いヒルギの仲間や沼地に生えるラクウショウ(ヌマスギ)などは「気根」という特別な期間を地上にだして、地下の根の呼吸を助けています。そのような特別な器官をもたない植物では、根や地下茎の皮層の細胞間隙が発達し、空気の流通をよくして、根が呼吸しやすくなっています。ハスやヒルムシロがその代表的な植物です。ハスの地下茎の穴やヒルムシロの葉の皮層にある通気組織は十分な空気(酸素)を供給できるため、水の中でも生育できるのです。
水生植物であるクレソンは
”根や地下茎の皮層の細胞間隙が発達し、空気の流通をよくして、根が呼吸しやすくな”っている植物ということになりますね。
まとめ
稲もそうですが、水を張ることで雑草が生えにくくなるというメリットがあります。
空気に触れないから発芽しないのかと思っていましたが、
水の中で生きるには特殊な構造が必要なので雑草として生えてくる植物も少なくてすむんですね!
なるほどなーと思ってヒロアキでした。