お怒りモードのたまちゃん
目は口程に物を言う
と言いますが、
猫も当てはまるものですね。
こちらの写真のたまちゃん、目が明らかにお怒りモードです。
お留守番が多いので、
「また置いていくのかよー!」
と思っているのでしょうか?
猫と人とのつながり
よく猫は、
孤独を愛するだとか言われていますよね。
「猫は三年の恩を三日で忘れる」
なんてことわざもあるようですが、
たまちゃんを見ていると、なかなかさみしがり屋なようです。
どうしても比較対象としてイヌと比べられることの多い猫。
たしかにお手などの芸を教えるのは難しいですが、
人にとても懐くし、慕ってくれます。
調べてみると、猫と人間の関係はイヌとは違うつながり方のようですよ(; ・`д・´)
永遠の子猫と飼い主
“猫は永遠のマザコン”
というのが飼い主と猫の関係性のようです。
どういうことでしょうか?
少し長いですが、猫と人との関係について調べたことを引用します。
「猫と人の社会学」
イヌは、一家の主をリーダーとみなして服従します。猫は、母猫のように小まめに世話を焼いてくれる人に愛着をよせます。そしてイヌはなついた人間に忠誠を尽くしますが、猫はなついた人間を自在に操縦します。猫はいったい人間をどうみなして、ああまで横暴な態度をとるのでしょう?
この謎を解くのに、著者が飼育するチンチラの血縁集団はうってつけのサンプルです。数世代にわたる母系中心の猫集団、それに飼い主の家族が加わった猫と人間の混合社会。この混合社会で、子猫は生みの親(母猫)と育ての親(人間)の二親を持つことになります。引用元:著 岩崎るりは 講談社「猫のなるほど不思議学―知られざる生態の謎に迫る―」
子猫はいずれ成長し、母猫から親離れします。猫の社会では、母猫が子離れすることで子猫が親離れします。母猫から離れた子猫は、人間との関係に強い依存心を向けるようになります。飼い主を永遠に子離れしなくてよいもう一人の母親とみなし、一生のあいだ子猫のまま愛着と信頼をよせ続けます。人間をもう一人の母親とみなす猫は、ヒトを猫以外の動物、つまり、ヒトをヒトとみなしていると考えられます。ヒトをヒトとみなしながら、ああまで横暴にふるまえるのは、母猫から全てを与えられて当然という、子猫感覚のまま接しているからでしょう。飼い主の前では永遠の子猫である猫は、いわばマザコンというところでしょうか。
面白いと思ったのが、
「ヒトを猫以外の動物、つまり、ヒトをヒトとみなしていると考えられます。」
という部分。
こういうところが、猫はよく見ているし、頭もいいんだなーと実感する部分です。
まとめ
たまちゃんは、僕よりもゆかりさんが大好きのようです。
うっすら感じていたんですが、
今日のブログを書くことで理由がわかりました。
猫は、母猫のように小まめに世話を焼いてくれる人に愛着をよせます。
ゆかりさん、マメだからなー
猫はよくヒトを見ていますね。
まとめにかえて、猫とより仲良くなる・絆をつなぐための方法を紹介します。
ちなみに、テンプル大学の猫行動学研究所のA.カーシュは、猫と人間の種を越えた絆は、イヌよりももっと短いプロセス(生後2週目から7週目まで)で形成されることを確認しています。カーシュはさらに「食を与える」こと以上に、「撫で、遊び、話しかける」ことのほうが絆の形成に重要であると結論しています。
引用元:著 岩崎るりは 講談社「猫のなるほど不思議学―知られざる生態の謎に迫る―」
「撫で、遊び、話しかける」ことが重要なんだそうです。
明日からもっと話しかけよー