少し遠出へ
久しぶりに阿蘇・久住方面へ行ってきました。
日中は日差しも強く暑いですが、
夕方からは涼しい風も吹いて、夏場は過ごしやすい素敵な場所だなーと思いました。
え、何をしに行ったかって?
クレソンの春夏がうまくいかないので、
解決策はないかとひとっ走りしてきたんです。
クレソン好調です
クレソン、青々と茂っています。
8月に入って急に元気になってビックリしているヒロアキです。
クレソンが好調な理由を、自分ながらに考えてみると、
水温が低いからなのか?
湿度がさがったからか?
日長が短くなってきたからか?
なかなか判断がつかなく悩んでいます。
水温は最近6月・7月・8月と大きな変化はなく15~20℃の範囲にあるので影響はないような、
湿度は、8月に入って晴れが続いているので乾燥していて改善しているのかな?
日長は、6月下旬をピークに8月に入った現在は少しずつ短くなっているけれども、
5月下旬の花芽のピークと同じくらいなので影響は少ないのだろうか?
考え始めると答えが見えずにいろいろと悩んでしまいます。
クレソンについて
ということで、クレソンについてあらためて整理してみます。
まずはクレソンの栽培状況を見てみると以下のようなデータが出てきました。
アブラナ科オランダガラシ属の多年生草本で、原産地は中部ヨーロッパです。
日本へは明治時代初期に、外国人宣教師によって伝えられたそうです。肉料理などに添えられる香草で、ほのかな香りと苦味、ぴりっとした辛味が身上で、ローストビーフの付け合わせとして知られています。
平成30(2018)年産地域特産野菜生産状況によると、731トンの出荷量があります。
引用元:農林水産省 クレソンについて教えてください。
国内の主な産地は山梨県288トン、栃木県270トンで、2県で国内の76%を占めています。
ちなみに地域特産野菜とは、
地域特産野菜とは、各都道府県において生産される多様な野菜であり、食料自給率の算定に影響のある(収穫
引用元:農林水産省 R2年地域特産野菜生産状況調査結果
量が 200t以上)野菜をいう。
という定義があって、マイナーな野菜のうちでもある程度の生産量を持つ野菜についてのグループのことです。
なかなか見当たらないクレソン農家ですが、年間の出荷量は731tを数えるので、需要と存在感は少しずつ広がっているようです。
九州でクレソン栽培で有名な産地は大分県尾大山農協さん。
イロイロ調べてみると栽培風景とインタビューが載っている記事を見つけました。
ハウスで栽培していることや、
ブロックを水田内に敷いて足場にしていることは
目からウロコの発見です。
その他気になってポイントは、
〇夏場の規格は、一袋20本前後で70g以上。虫食いの葉も取り除きます。→夏場のクレソンは一本平均3.5gということですね。
〇暑さ対策としては、『夏はクレソンの収穫が減ってしまうんですよ。水に溶かす有機肥料、涼しい高所での栽培、空調と人口太陽を設置した施設での栽培を考えています。』
という点です。
水に溶かす有機肥料や、涼しい高所での栽培など取り入れていけたらいいなと感じています。
まとめ
最近クレソンがどんどん元気になっているので嬉しいヒロアキでした。
どしどし皆様のところへクレソンを届けていけるように
クレソンの観察続けていきます(*’▽’)