とうがらし
スパイスカレーを作りたいなー
と思っております。
作り方は先日のブログに書いたとおり、必要なスパイスは4種類。
ターメリック
クミン
コリアンダー
カイエンペッパー(とうがらし)
さらにさらに、ショウガとニンニクも刻んで油でじっくり香りを移すので
6種類のスパイスを使うのが基本のスパイスカレーのレシピです。
そういえば、去年のとうがらしを干したものがまだあったな。
と思い出して、トウガラシをすり鉢で粉にしてやろうと挑戦してみましたが、
これが簡単にいかないので途中で挫折してしまったヒロアキです。
もっと手軽にカイエンペッパーのようにするため、次はフードプロセッサを使ってみようかなー
とうがらしの辛みは「カプサイシン」
というわけで、今日はとうがらしについて。
とうがらしの辛さのもとは「カプサイシン」という物質です。
どんな特徴があるのでしょうか。
カプサイシンとは
とうがらしから抽出したカプサイシンは無色の結晶で、油やアルコールによく溶けるものの、水にはほとんどとけません。また、熱に強いので、通常の調理の範囲では、科学構造が壊れて辛くなくなることはありません。
水にとけにくいという性質は、辛い料理を食べたあとに水を飲んで舌の上のの辛みを流そうとしても辛さがなかなか取れないことにつながる。辛さをおさえるには、アイスクリームや冷たいヨーグルトなどを口に含んで、舌を冷やすのが一番効果的です。
辛いのは鳥に食べてもらうため?
人間にとって、とうがらしの辛味成分は香辛料として有用だ。一方、トウガラシにとってはどんな利点があるのだろうか?渡辺博士は「とうがらしが辛いのは、哺乳類に食べられるんを避け、鳥類に効果的に食べられるようにするためという説が有力です。」と説明する。
引用元:Newton 「食品の科学知識 128頁とうがらし」
「油やアルコールによく溶ける。」「水にほとんど解けない」「熱に強い」というキーワードから、パスタ等の多めの油で低温からじっくり加熱して香りを移すという方法は、カプサイシンの性質上理に適っている方法なんですね(; ・`д・´)
とうがらしのちから
さらにさらに、トウガラシの有用性について深堀してみます。
●カプサイシンは温度受容体を刺激するので、身体が熱いと勘違いし、体温を下げようと反射的に発汗している。
●アドレナリンを多く分泌させて、エネルギー代謝を活発にする。
●マウスの実験では、カプサイシン入りのエサを食べさせると脂肪の蓄積が抑えられたという結果も出ている。
どの程度効果があるのか、まだ研究が続いているようです。
引用元:Newton 「食品の科学知識 128頁とうがらし」
寒い時期に身体を温めることにも、
暑い時期に食欲を刺激するためにも
とうがらしのちからはとっても使えるものですね。
まとめ
いろいろ使えるとうがらし。
今年も育てています。
七花ファームのとうがらしは、畑の土とあっているのか
去年のものはとてもパンチのある辛味となっています。
今年はどんなできになるのか、期待しちゃいますね。
とうがらしが色づくまでに、スパイスカレーを修行せねば!
今日ネットサーフィンでみつけた参考資料をメモしておきます(*’▽’)
●農水省 aff April 2022 旬を食べるカレー旅 →セリ×うどのキーマカレーが気になる。
●Rakuten ソレドコ スパイスの調合を極めましょう|寄稿:小林銅蟲、協力:イナダシュンスケ スパイスカレーの調合の基本、「シックスボックス」理論について
●リクルート メシ通 東大院生のスパイス料理研究家・印度カリー子さんに3種類のスパイスだけで作る「スパイスカレー」を教わった スパイスの基本について