ハウスの中が氷点下3.5℃!

ハウスの中が氷点下!ねぎとクレソンは大丈夫?

 今年の12月は寒いと天気予報で聴いていましたが、実際に温度が下がるとびっくりしますね。ラニーニャすごいなー。まるで1月半ばの厳冬期のような寒さです。

ハウスのビニールについた朝露が凍っていた

ハウスのビニールは凍っているし、ねぎハウスに設置している最低最高温度計は最低気温氷点下3.5度を記録しているし、冬将軍きちゃいましたね。寒い寒い。雪も舞っているし、冬本番を感じられます。

クレソンは葉っぱが凍って、ねぎは倒れてしまう

 こういう寒さが厳しい朝は、畑に行くのがドキドキします。クレソンとねぎは大丈夫かなーと心配しながら畑の見まわりへ。

どうだったかというと、

クレソンは霜が降りていました。

クレソンの葉っぱも凍っている

ねぎは寒さでバタリと倒れていました。嗚呼…(´・ω・`)

ねぎもクレソンも冬野菜

 ねぎもクレソンも冬野菜。この寒さが甘く、美味しくしてくれます。寒さが厳しくなって大根や白菜が美味しくなるように、ねぎもクレソンも美味しくなる時期を迎えているんです。

冬野菜がなぜ冬の寒さで美味しくなるのか?それはこのような理由からです。少し長いですが引用します。

寒さが野菜を甘くする

冬の野菜が甘いのは、寒さから自分の身を守るために、水分を減らして糖分を増していくから。水分中の糖度が高くなることで、野菜は凍りにくくなるのです。水は0℃で凍るけど、砂糖を加えた砂糖水は0℃以下にならなくては凍らない──子どものころにそんな理科の実験をしたことを、思い出される方もあるでしょう。

大根の上部が甘くなるのも、同じ理由から。地表近くは外気温の影響を受けやすいので、寒さで凍らないように自ら糖度を上げているのです。

中略

冬になると、根菜類も葉物野菜も糖度を高めて、冷えた体を温めてくれる。さらに早春にはフキノトウなどの芽吹き野菜が顔を出して、その苦みが、冬の間にひとの体に溜まった老廃物を排出して体を目覚めさせてくれます。四季を通じて同じ野菜が店頭に並ぶ現代では、野菜の「旬」が見えにくくなっています。でも、野菜は本来、気温と地温と湿度を感じ取りながら、自分に合ったリズムで育ち、自分にふさわしい季節に実りをつけるもの。野菜の自然なリズムを知り、「旬」を意識して食卓に取り入れることで、そのいのちに近づき、野菜の力を最大限にいただくことができるのかもしれません。

それはとりもなおさず、私たち自身の体が自然のリズムを取り戻すことにもつながっていくでしょう。

引用元:無印良品 「冬野菜」 

クレソンもねぎも、年中収穫できるようにいろいろ努力しています。春夏秋冬どの時期でもシーズン毎に少しずつ特徴が違って美味しいと思って育てています。ですが、クレソンとねぎの一番美味しい時期はいつ?と聞かれると迷いなく冬と思うんですよね。

だって、冬野菜ですから。

この寒さにも耐えきれる強い植物なんですよ٩( ”ω” )و

ねぎもクレソンも今朝の寒さを乗り越えました。

 写真撮るの忘れてしまいました。お昼ぐらいにはねぎは少しずつ立ち上がって、クレソンは無事に霜がとれて心配していたダメージも残らずに、夕方にはだいぶん元気になっていました。

この寒さでますます美味しくなったねぎとクレソンをどんどん届けていきますよー

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