あたらしい畑の準備中。

あたらしい畑の準備中。堆肥を畑に撒いて土づくり

 今回から作り始めるあたらしい畑も、ようやく土づくりの段階に入りました。結局野菜を育ててみないと畑のキャラクターは見えてこないのでワクワクしながら準備中です。トラクターで耕しながら水はけはどうかな~、土は粘土質っぽいかな?、石が丸くて大きいな~とか思いながら作業しています。

作業前の畑と使っている堆肥

 今日は外気温も30℃を越えている、5月中旬の通りの初夏の陽気の一日。数日前の雨の水分も程よく残っていて、周辺では皆さん忙しそうに田んぼの準備に大わらわされています。作業前の畑と堆肥の写真です。牛糞堆肥が良い具合に出来上がっていますね。葉物野菜は土づくりが超重要!種を播く前の土づくりが野菜の出来を決めます。七花ファームでは土壌検査で畑の健康診断をして適切な量と成分の肥料を使って無駄な化学肥料を減らしています。

半年前の畑

 思い返すと半年前におるげんとさんから「クレソン作れますか?」の一言から畑を広げる機会に巡り合い、ようやくここまで準備できました。下に載せている半年前の畑の写真を見ると感慨深いものがあります。最初はどうなることかと思っていましたが、荒れた農地も何とかなるものですね。周囲の協力に感謝です。

 最後にこの畑の周辺の紹介を。この畑の呼び名は「成道寺谷」その名の通り成道寺というお寺のすぐそばにあります。昔々のそのまた昔は熊本市の避暑地的存在だったようで熊本にゆかりの有名人が訪れているそうです。夏目漱石が成道寺で俳句を詠んだ記録が残っているそうです。その句は、

「若葉しててのひらほどの山の寺」

夏目漱石もこの畑のそばを歩いたんでしょうね。お近くに来た際はぜひ!