DIVE

急に台風がやってきた(@ ̄□ ̄@;)!!

熱帯低気圧にかわると思っていた台風9号が急に九州に上陸するという進路に変わったので、

今日はあわててハウスの台風対策に追われる一日でした。

午前中は台風からの湿気が流れ込んでいたのか、

不快指数のとても高い状況でした。

午後、雨が降り出すと過ごしやすくはなってきましたが、

今度は大雨が心配ですね。

勢力が強くないとはいえ台風が来ると思うと緊張します。

心配していた風は、18時現在までのところ凪いでいますがどうなるでしょうか。

無事に通り過ぎてくれるといいんですが…

祝!オリンピック入賞

連日東京オリンピックでは日本勢が大活躍中ですね。

昨日高飛び込みで日本人選手が入賞したそうです。

こちらのNHKのサイトでハイライトが見れますよ(*^▽^*)

スゴイですよー

高飛び込みについて詳しいわけではないんですが、

大好きな本が高飛び込みのお話しなんですよね。

その本とは、

森絵都作、『DIVE!!(上)(下)』

無人島に持っていくなら、この本を選ぶくらいには好きなお話しです。

コンクリート・ドラゴン

高さ10メートルの飛び込み台から時速60キロでダイブして、わずか1.4秒の空中演技の正確さと美しさを競う飛び込み競技。

そんな高飛び込みとはどんなスポーツなのか、どんな魅力があるのか、

読み始めるとハラハラドキドキして眠れなくなること請け合いです。

たとえば少年の高揚感が伝わる文章で、飛び込みの魅力を教えてくれます。

小学二年生の夏、はじめてこの小道を通りかかった時の衝撃を知季は忘れない。

五メートル、七.五メートル、十メートルー三つの頭をブロック塀の向こうから忽然と現した怪獣は、付近に高い建物がないせいもあり、今にものしかかってきそうな迫力で知季を圧倒した。なんだこりゃあ、と思った。ウルトラマンに挑む龍の怪獣みたいだ。コンクリート・ドラゴンだ!

倒れそうなほど頭をのけぞらせ、知季は大きく息を吸いこんだ。ふくらんだ胸には「わくわく」がつまっていた。と、やがてそのドラゴンに奇妙な影が加わった。

人だ。一等高いドラゴンの頭上に少年が現れたのだ。

八月の太陽に焦がされた肌と、長い手足を持つ少年。顔は遠くてよく見えないが、すらりとしまった体はまるで怪獣を制したウルトラマンのように堂々としている。ドラゴンを手なずけた少年。知季が見とれていると、なんと突然、その体がひらりと宙に踊った。

落ちた!

それからの知季は夢中だった。自転車を投げ出し、校舎の裏門をくぐり、ドラゴンをめざして全力で走った。あんなところから落ちたら死んでしまう。早く助けて救急車を呼ばなくては、と思ったのでる。

けれど知季が中庭や部室のわきをすりぬけ、ようやくドラゴンのもとにたどりついたとき、その目前に開けたまばゆい陽射しにきらめくプールと、正面から見るとさらに大きなドラゴンの全貌と、その頭上から次々にダイブする子供たちの活気あふれる練習風景だった。

(中略)

このコンクリート・ドラゴンに魅せられ、吸いよせられ、べろりと呑みこまれぬけだせなくなってしまった。水の世界の恐怖と快感にはまりこんでしまった。

引用元:森絵都 DIVE(上)より

オリンピック入賞の玉井くんは、なんと中学3年生だそうです。

若干14歳!

DIVE!の主人公は高校生だから、まさに事実は小説より奇なりですね。

これを機会に読み直してみよう。

まとめ

というわけで、今日のブログはおすすめ小説の紹介でした。

小説みたいなことが現実でもおきているんですね。

最後になりましたが、小ねぎにクレソン。

暑さに負けず成長してます。

この暑さで辛味はマシマシになっていますよ。

よろしくお願いしますね\(◎o◎)/!