開花直前のビターなクレソン

雨がつづきますね…

たけのこ梅雨というそうです。

4月下旬からの雨が続く時期を呼ぶ言葉だそうですが、

最近農家同士あつまると、

「雨が多くて仕事が進まん(#^ω^)」

と愚痴モードになっております。

今年は本当に雨が多い。

雨が降るとクレソンの成長が進みます。

最近のクレソン畑は花の時期となっています。

切り返しや肥料の使い方など、去年との違いもあって、

今年は思いのほかクレソンの収穫が順調に続いています。

とはいえ、4月も終わりになってくると花の咲き方が激しくなってきています。

花が咲くと栄養が花を咲かせる方へ向かうため、

葉っぱが小さくなって収穫がむずかしくなったり、

収穫量が減ってきたりします。

ビターな開花直前のクレソン

知ってましたか?

クレソンの美味しい時期のひとつが開花直前の頃だということを。

英語新聞のJapanTimesより引用します。

訳は私が意訳しましたので参考程度に💦

Best when eaten in the late spring before it flowers and becomes bitter, watercress is popular in Japan prepared in soup -in the traditional Western style – or as an 0-hitashi dressed salad.

クレソンの旬は晩春のクレソンの花が咲く直前の頃です。クレソンが少し苦味がましたような頃が一番の時期になります。クレソンの日本での定番の食べ方は洋食のスープとして使うことと、おひたしとして調理することです。

引用元:Japan times Apr 14, 2002 Watercress: a visitor welcome at any table

確かに最近のクレソンは、食べると少し苦味とエグみが増していて、

3月くらいの若々しいクレソンとはまた一味違った美味しさが感じられます。

好きな人にはこっちの開花前から開花直後くらいのクレソンの方がおススメかもしれません。

スコッチエッグや揚げ物の添え物にしても、

刻んで卵焼きに混ぜても、

ほろ苦いこの時期のクレソンは、料理を引き立てる名わき役となっています。

まとめ

雨が相変わらず続いてますね。

最近の雨は「たけのこ梅雨」とか呼ばれてるみたいで、

農家の皆が揃うと、雨のせいで仕事が進まないって愚痴ってる感じです。

でもね、雨が降るとクレソンがドンドン成長するんだよ。

今年は特に収穫がいい感じで、切り返しや肥料の使い方も上手くいってるんだ。

ただし4月が終わると花が激しく咲き始めて、

クレソンの葉が小さくなって収穫が難しくなったり量が減ったりするんだけど、

知ってた?

クレソンの一番おいしい時期のひとつは開花直前の晩春なんだって。

少し苦味が増すこの時期のクレソンは、料理を引き立てる味わいがあるんだって。