水の流れと最新技術

台風が気になる今日この頃

5月なのに猛烈な台風があります。

まだ田植えもしていないのに台風対策をしなきゃならないのか?と考えると混乱してしまいますね。

今年は5月から真夏のような暑さが続くので、

まさかと思いながらも台風の動向に目が離せない週末となりそうです。

農業WEEKへ行ってきました

さてさて、初夏の陽気はどこへ行ったのか、

暑い日が続く今日この頃です。

田植えの準備や田植え前にしておきたい植え付け作業などで気もそぞろな時期ですが、

気分転換がてら熊本で開催中の「農業WEEK」をのぞいてきました。

会場は人・人・人…でごった返していて、

熱気と情報量に圧倒されました。

お目当てのセミナーを受講して、

展示場をぐるっと回ってカタログや情報を集めてきました。

スマート農業や6次化などワクワクする機材がたくさんありました。

クレソン農家的目線で気になったのはGPSレベラーでした。

人工衛星とトラクタで畑の高さを均一にできるんですって。

入水口側と排水口側で高さをつけられると聞いて、良いなーとおもいました。

水の流れ

クレソンの栽培技術を探していると、栽培の重要なポイントとして水田の整地が書かれていました。

水が常に流れ続けることがクレソンの栽培では大事なポイントだからでしょうか。

復習を兼ねて引用します。

栽培にあたっては、まず定植前の水田の整地が極めて重要なポイントとなり、生育中の水管理と病害虫防除が重要とされる。

(中略)一方、クレソンの栽培で最も大切なことは、水田の水が常に動いていることで、このためには代かき時に水田を充分に整地しておくとともに、水が流れやすいように緩やかな傾斜をつけておくことがきわめて重要である。水田にでこぼこがあると、水が停滞して水温が上がったり、雑草や病害虫が発生したりする原因となる。

引用元:農文協 山岸博『農業技術大系』野菜編 第11巻 特産野菜 クレソン

傾斜をつけた代かきとかできている自信はないなー

道具のチカラか自分の腕を磨くしかないかなーと思ったヒロアキでした。

まとめ

まだまだクレソンの葉が小さくてやきもきが止まらないです。

花がつくのが減ってきたとはいえ、まだいいサイズのクレソンが取れていないのです。

もうちょっとの辛抱と自分に言い聞かせている5月下旬のクレソン畑よりお届けしました。