ネギ料理紹介と感想。小ねぎでつくる「ひともじのぐるぐる」と小ねぎと豆腐のハンバーグ

 「目に青葉、山ほととぎす、初鰹」とはよく言ったものだなと感じる季節になってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。僕は最近どんどん鳴くのが上手になっていくほととぎすの声を聴きながら、日差しの強さとハウスの熱気に夏を感じ始めている今日この頃です。いつの間にか柿の葉っぱやらアジサイの葉っぱやらが出てきていますね。

今日はねぎを使った料理のご紹介。というか、最近ハマっている郷土料理と手持ちのレシピ本の一皿が結構良かったので報告ですね。

コチラがねぎ農家の作ったネギ料理の写真です✨

最近はまっている、小ねぎで作る「ひともじのぐるぐる」

 春の小ねぎは俗に言う旬の時期で、種を播いてからあっという間に大きくなります。育ち盛りだからなのか、とっても柔らかくて、新鮮なうちに湯がいて食べるととっても甘いんです。料理名は「ひともじのぐるぐる」ですが、割とお店なんかでは小ねぎで作っていることも多いそうです。小ねぎのほうが食べやすいので付け合わせ代わりに最近よく作っています。酢味噌を付けて食べるのがトラディショナルですが、そのままネギだけでバリバリと食べています。

「ひともじのぐるぐる」とはを、以下霧島酒造様のHPから引用します。

ひともじのぐるぐる 霧島酒造

ひともじのぐるぐる
『ひともじ』の豊かな香り、甘味、辛みを
ぐるぐると巻き込み酢味噌をかけて…

『ひともじ』とは、熊本以外では分葱(わけぎ)と呼ばれているが、熊本で育てられているものは、全体に少し太めで白根のふくらみも大きい独特なもの。生えている形が『人』の文字に似ているから『人文字(ひともじ)』だという話など諸説ある。

この『ひともじ』を軽く茹でて冷やした後、白根の少し上を折り、白根を軸に『ぐるぐる』とまきつけることから、この料理のユニークな名前がついた。いつ生まれたのか、だれがそう呼び始めたのかは定かではないが、江戸時代に生まれたという熊本の郷土料理だ。馬刺し、からし蓮根と並んで、熊本を代表する味として人気が高い。

一口でパクリといただく。ザクッという心地よい歯応えの後に、『ひともじ』が持つ独特の香り、甘味、辛味が口の中いっぱいに広がる。上にかかっているのは甘くてすっぱくて少しピリッとした酢味噌。『ひともじ』の旨味を爽やかにひきたてる。地元の方に尋ねると、ほとんどの方から「小さい頃は苦手だった」という答えが返ってくる。その味に旨さを感じる時…それは、20歳を過ぎて焼酎を飲み始めてからなのだ。

次に小ねぎと豆腐のハンバーグ。

 「ねぎのレシピ」というレシピ本の一皿です。材料が小ねぎに豆腐にひき肉というシンプルさで、ハンバーグメーカーより簡単にハンバーグが作れたので目からうろこがボロボロと落ちてきました。

ざっくりとした作り方

  • 材料:ひき肉200g、豆腐1/4丁、小ねぎをなるべくたくさん小口切り、片栗粉中さじ1くらい、塩コショウ適量。
  • 材料を全部混ぜて形を作る。
  • フライパンで焼く

豆腐は木綿です。焼いてるうちに豆腐から水が出るから煮込みハンバーグにしました。パン粉の代わりに豆腐は楽ちんだなというのが感想。挑戦した人は感想聴きたいです。よろしく!

 今日の記事を書いていて思うのは、「ひともじのぐるぐる」は「ぐるぐる」が料理名なのか、「ひともじのぐるぐる」までが料理名なのか。「ぐるぐる」と言っても熊本の人にも通じないから「ひともじのぐるぐる」が料理名なのかな。なんにしても考えてた人は天才だと思います。