夏の盛りの立秋となりました

暑さの盛りとなりました

台風の影響で、熊本は気温の高い一日でした。

台風があるだけで、気圧が下がって頭が痛くなるのに、

さらに九州山脈を越えてくるフェーン現象の熱風で気温が上がったり、

ただでさえ”立秋”の気温が高い時期に体調を崩すような条件がそろっていて気が滅入りそうですね。

というわけで、今日8月8日は立秋にあたります。

立秋について引用すると以下のようになります。

天文学上の「立秋」は、太陽黄経が135度になる時。暦の上では秋となりますが、暑さはまさにピークの頃。「大暑」を経て、暑さが徐々に和らいでいき、厳しい暑さの峠を越す「処暑」を迎えるまでの時期が「立秋」にあたるのです。夏の暑さが極まり、秋に向けて少しずつ季節が移り変わる兆しを感じてみましょう。

引用元:tenki.jp 「立秋」には3つの意味がある!暦の上の秋は、暑さが極まる頃?

立秋は、

暑中見舞いが残暑見舞いに変わるだけではなく、

暦のうえでは秋ですが、暑さの盛りの時期となります。

24節気と暦について

立秋という言葉を聞くと、条件反射のように「まだ秋じゃないよー」というコメントをテレビなどでよく耳にします。

暦は季節の変化を教えてくれるモノです。

現在の暦と24節気の関係について調べてみましたので、引用します。

まず、季節の変化はどのようにして生じるのでしょうか。

私達が感じている1年間の季節変化は、地表面が暖められる強さが、太陽の位置によって変化することで生じているのです。日本(のような北半球の中緯度に位置する場所)では、夏至の頃には太陽の高度が高くなり、それだけ地表面が強く暖められるために夏になります。冬至の頃は反対に太陽の高度が低くなり、地表面があまり暖められないために冷えて冬になります。

私達が現在使っている暦(「グレゴリオ暦」)は、この太陽の動きと月日とのずれが、できるだけ少なくなるように作られています。ですから、それぞれの年の気候の変化を除いては、最も季節に合った暦であるということが言えます。

現在の暦であれば、月日と季節が一致していますので、「この場所ではだいたい4月の上旬に桜が咲く」というような言い方ができます。また、例年と比較して、「今年は桜の咲くのがずいぶん遅い」などといえるのは、現在の暦の月日が季節に合っているためです。「旧暦」では、同じ月日でも年によって季節が違いますので、月日は桜の咲く時期など、季節の目安にはなりません。

とはいうものの、農業に従事する方のように、季節と密接に結びついた作業をしなければならない場合には、どうしても正確な季節を知る必要がありました。そのため、季節を知る手だてとして、「二十四節気」が使われました。小寒・大寒・立春……冬至という、約半月ごとの季節の目安が二十四節気で、昔の暦の計算方法とともに中国から伝えられたものです。現在でも、季節を表す言葉として目にすることは多いと思います。

実は二十四節気は、現在の暦の月日を決めているのと同じように、太陽の動きを元にして決められています。(だからこそ、季節を知るための目安になったわけです。)二十四節気も現在の暦もどちらも太陽の動きを元にしているために、現在の暦では二十四節気の月日は毎年ほぼ同じになります。

いろいろな説明をしてきましたが、それでも、伝統的な行事などの季節感と現在の暦の月日がずれているように感じることがあります。その理由のひとつとして、「旧暦」と現在の暦はもともと平均1ヶ月ほどのずれがあるにもかかわらず、「旧暦」の日付をそのまま現在の日付に移してしまったことがあると思われます。

引用元:大学共同利用機関法人 自然科学研究機構国立天文台「旧暦」は現在の暦より季節に合っているの?

現在の暦の”グレゴリオ暦”と”24節気”は太陽の動きをもとにしていること。

伝統的な行事などの季節感と現在の暦の月日がずれているように感じるのは、旧暦と現在の暦が平均1か月ほどのずれがあるのにもかかわらず旧暦の日付をそのまま現在も使用していること。

以上の理由から季節感と立秋や新春などの節気がずれている理由のようです。

何はともあれ、もう少しの我慢で夏の盛りは過ぎます。

体調を崩さないように気をつけましょうね!

季節の変化は水辺から

前回、久住へとクレソンの収穫に行くとクレソンが元気なことにビックリしました。

何か言葉にしにくいですが、クレソン畑の季節が進んだように感じました。

”季節の変化は水辺から”といいますし、小さな秋を見つけたのかなーと思っていたら

暦の上では秋となる立秋が今日だと知りました。

暦というのは良くできているなーと感じたヒロアキでした。